
■第29回 ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会 2026(19日~25日、ウズベキスタン・タシケント)
卓球のアジア選手権が日本時間25日に閉幕。日本勢は7種目中、6種目(男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルス、男子団体、女子団体)でメダル獲得の快挙となった。
大会最終種目となった男子シングルス決勝に出場した、世界ランク3位のエース・張本智和(23、トヨタ自動車)は、中国の“新鋭カットマン”李天陽(19、同66位)に、第1ゲーム(G)、第2Gと連取されるも巻き返し、ゲームカウント3ー2(1ー11、9ー11、11ー7、11ー8、11ー7)の逆転で、24年アスタナ大会に続き2大会連続の金メダルを獲得。世界卓球殿堂に名を連ねる長谷川信彦以来(1972年、1974年)52年ぶりの快挙を成し遂げた。
兄同様決勝に進出した妹の美和(18、木下グループ、同3位)は女子シングルス決勝で、180cmの長身・中国の陳熠(22、同10位)にゲームカウント0ー3(5ー11、8ー11、6ー11)でストレート負けを喫し、2大会連続の銀メダルで終えた。
女子ダブルス決勝に出場した、現在世界ランク1位、張本・早田ひな(26、日本生命)の“みわひな”ペアは中国の蒯曼(22)・王芸迪(29)ペアと対戦。第1Gを11ー9で制すも、その後は相手に圧倒され、ゲームカウント1ー3(11ー9、8ー11、9ー11、8ー11)で敗れ、銀メダル。また、大藤沙月(ミキハウス)・長崎美柚(木下グループ)ペアは準決勝で敗れ3位の銅メダルとなった。
混合ダブルスでは松島輝空(19、同1位)・張本美和(18)ペアが中国の黄友政(21)・陳熠(22)をゲームカウント3ー2(8ー11、11ー9、8ー11、11ー8、11ー9)のフルセットで破り金メダル獲得。21年ドーハ大会の戸上隼輔・早田ひなペア以来5年ぶりの同種目優勝となった。
大会最初のメダルとなったのは女子団体。橋本帆乃香(28、デンソー)、張本、早田の布陣で挑んだ中国女子団体との決勝は、“カットマン”橋本が2勝し、勝利に大きく貢献。ゲームカウント3ー2で2年ぶりの優勝を遂げた。
張本(美和)はシングルスで大会史上初の兄妹アベック優勝とはならなかったものの、出場した4種目すべてでメダル獲得の快挙となった。
また、9月に行われたアジア大会愛知・名古屋で60年ぶりの金メダルを獲得した男子団体は大会3位の銅メダルで終えた。
今大会は28年ロス五輪にも繋がる、2027年世界卓球選手権(シングルス)のアジア大陸予選もかねていた。世界卓球シングルスのアジアの出場枠は男子27人、女子32人となっていて、女子はアジア選手権でベスト32に進出すると出場枠を獲得できる中、女子5選手(張本、早田、橋本、長崎、大藤)全員がベスト32以上に進出。出場枠獲得の条件を満たした。男子はベスト16以上で出場枠獲得となり、張本智和が条件を満たした。
【日本勢 試合結果】
■男子シングルス
優勝 張本智和
・・・・・・・・・・
3回戦敗退 篠塚大登
3回戦敗退 田中佑汰
棄権 松島輝空
■女子シングルス
準優勝 張本美和
・・・・・・・・・・・
準々決勝敗退 早田ひな
準々決勝敗退 大藤沙月
準々決勝敗退 橋本帆乃香
4回戦敗退 長崎美柚
■男子ダブルス
準々決勝敗退 張本智和・篠塚大登ペア
■女子ダブルス
準優勝 張本美和・早田ひなペア
3位 大藤沙月・長崎美柚ペア
■混合ダブルス
優勝 松島輝空・張本美和ペア
■男子団体
3位 日本
■女子団体
優勝 日本
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