埼玉県八潮市で道路が陥没し、トラックが転落した現場では、発生からおよそ7時間が経過した現在も男性運転手の救助活動が続けられています。現場から中継です。
発生からおよそ7時間。転落したトラックの男性運転手1人の救助活動が、いまも懸命に続けられています。消防車両の先のゴンドラに隊員数人が乗り、下をのぞき込んだり、ロープを垂らしたりする様子が確認できています。
警察などによりますと、午前10時前、八潮市の交差点で、直径およそ5メートル、深さおよそ10メートルにわたって道路が陥没しました。
現場近くにいた人が陥没の瞬間の音を聞いていました。
陥没時に現場近くにいた人
「(トラックが)ドンって跳ねるような音がしたので、目をあげたら道路に大きく穴が開いていて、今度、止まっていたトラックが動き出してそのまま落ちた」
男性は、救急隊員の呼びかけに応答しているということです。
また昼ごろには、穴の内部で救助活動にあたっていた消防隊員の男性2人が、落ちてきた壁の一部に当たり、軽いけがをしました。
埼玉県によりますと、交差点の地下およそ10メートルに下水道管が通っていて、事故後に下水道管の水量が減っているということで、県などが道路の陥没との関連を慎重に調べています。
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