埼玉県八潮市の道路陥没事故で、県は、現場近くの下水道管からトラックの運転席部分とみられるものが見つかったことを明らかにしました。
大野元裕 埼玉県知事
「本日、下水道管の中の堆積物を確認するために、下流からドローンを投入をし、調査したところ、堆積物に至る手前の地点でキャビンらしきものがあることを確認いたしました」
埼玉県の大野知事は午後6時からの県の危機対策会議で、陥没した穴から下流側に100メートルから200メートルほど離れた下水道管の中から、運転席部分とみられるものを発見したと明らかにしました。
ドローンによって見つかっていて、物体の色は白く、金属製だということですが、破損が激しいということです。
一方で、物体の近くなどで人の姿は確認できていないことから、男性運転手(74)の安否は今もわかっていません。
県は、この運転席部分とみられる物体を取り出す方法について、自衛隊などにも支援を要請するとしています。
県はまた、穴の東側で進められていた穴の内部につながる2本目のスロープが完成したことも明らかにしました。
スロープをつくるうえで妨げとなっていた農業用の水路については撤去作業を行うということですが、撤去する際に、地盤が崩落する危険性があることから、新たに現場周辺に住む11軒に避難が呼びかけられました。これで避難の呼びかけは、あわせて16軒になりました。
県は、自衛隊や消防などと協力して、男性の本格的な救助活動を急ぎたいとしています。
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