石破総理は6日、トランプ大統領との初めての首脳会談のため羽田空港を出発しました。両国の国益にかなう日米同盟の深化を図りたい考えです。
石破総理
「初対面ですからね。お互いの信頼関係というものの確立のために努力をしたいと思っています」
石破総理は6日から3日間の日程でアメリカ・ワシントンを訪問し、トランプ大統領との初めての首脳会談に臨みます。
トランプ大統領との対面での会談は、イスラエルのネタニヤフ首相に続く2か国目となる見通しで、▼首脳同士の個人的な信頼関係を築くほか、▼経済分野では、AIや半導体といった先端技術分野での日米連携の推進を確認したい考えです。また、安全保障分野では、▼覇権主義的な動きを強める中国や、▼核・ミサイル開発を続ける北朝鮮などの動向を踏まえ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、日米同盟の強化を図ります。
このほか、ウクライナや中東など現下の国際情勢などについて意見を交わし、認識の一致を図りたい考えです。
トランプ大統領が就任演説で、アメリカを立て直し、「黄金時代」を築くと宣言したことを踏まえ、共同声明では「日米関係の黄金時代を築く」と明記する方向で調整が進められています。
石破総理は「今回の訪問を通じてトランプ政権との間で強固な信頼、協力関係を構築し、日米同盟をさらなる高みに引き上げていきたい」と意欲を見せています。
会談のあとには共同記者会見を行う方向で調整が進められていますが、政権幹部は「トランプ大統領から何を言われるか分からない」と警戒感を強めていて、石破総理の外交手腕が問われることになりそうです。
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