森友文書をめぐる不開示決定の取り消しを命じた判決。国が上告を断念することを決めました。
財務省近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)は、森友学園への国有地売却をめぐり、決裁文書の改ざんを命じられたことを苦に7年前、自ら命を絶ちました。
妻の雅子さんは、俊夫さんがどのような指示系統で改ざんを強いられたかを知るため、財務省側に対し、検察に任意で提出した文書などを開示するよう求めましたが、財務省側は文書が存在するかどうかも明らかにせず、不開示を決定。
雅子さんは決定の取り消しを求めて提訴し、先月30日、2審の大阪高裁は不開示決定の取り消しを国に命じました。
そして、きょう、加藤勝信財務大臣は最高裁への上告を断念する方針を明らかにしました。逆転勝訴が確定することになった雅子さんは…
赤木俊夫さんの妻 雅子さん
「改ざんを誰が発案して、誰が指示したのか知りたいです。黒塗りのない文書を出すようにお願いしたい」
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