石破総理は日本時間のあす未明、トランプ大統領との初めての首脳会談に臨みます。予想されるトランプ氏からの要求に石破総理はどう答えるのでしょうか。

日本時間のけさ、ワシントン近郊の空港に到着した石破総理。政府関係者によると、日本を出発前、外務省から「これを読むと、一番トランプ氏のことがよく分かる」と自伝が手渡されたということです。

会談では、経済・安全保障・国際情勢など幅広い分野で意見が交わされる見通しですが、総理周辺は「トランプ大統領が何を言ってくるか分からないが、準備は整った、あとは総理次第だ」と話しています。

防衛費の増額など、トランプ氏から要求されることが予想される中、石破総理は、▼日本がアメリカの雇用を支える「最大の投資国」だと一目で分かるようデータを記した地図やグラフを使って説明するほか、▼アジアにある米軍基地を地図上で示すことでアジアの重要性を訴えるなど、両国の国益を高め合う意識の共有を図りたい考えです。

首脳会談は日本時間のあす未明に行われ、その後、アメリカ側の要望で共同記者会見をおこなう予定です。

初の首脳会談でどのような成果が得られるのか、石破総理の外交手腕が問われます。

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