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【速報】埼玉・八潮市の道路陥没 穴の中での男性運転手(74)の捜索を消防断念 あふれ出る下水など二次災害の危険あると判断 今後は下水道管の中などで捜索検討

国内
2025-02-10 09:04

埼玉県八潮市の道路陥没事故で、消防は先ほど、転落したトラックの男性運転手(74)の穴の中での捜索活動を断念すると明らかにしました。今後は、運転席部分とみられるものが見つかった下水道管の中の捜索を検討するということです。


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八潮市の道路陥没事故では、転落したトラックの男性運転手(74)の安否がいまも分かっていません。


消防は、本格的な救助活動をきょう午前7時半ごろ、8日ぶりに再開させました。


しかし、穴の中を確認した結果、男性運転手の手がかりを発見できなかったうえ、あふれ出す下水や壁の崩落など二次災害の危険があることから、穴の中で救助活動を断念するとさきほど明らかにしました。


消防は今後、運転席部分とみられるものが見つかった穴より下流の下水道管の中などに絞って捜索活動の再開を検討するとしています。


道路陥没現場で救出活動の妨げになっていたコンクリート製の管の撤去作業が始まりました。作業は9日までを予定していて、撤去後は本格的な救出活動の再開を目指しています。


「全面復旧には2~3年」見通しも

埼玉県八潮市の道路陥没事故。いまだ安否不明のトラック運転手(74)の救出のため、新たな動きがありました。


重機によってえぐり取られる穴の縁。その後、持ち上げられたのは箱のようなコンクリート。


救助活動の障害となっていた「ボックスカルバート(農業用排水路)」と呼ばれるコンクリート製の管です。


埼玉県の担当者
「ここの下の部分が不安定になって、これが落下する危険があるので、作業を一度中断した」


埼玉県は、この落下の危険がある「ボックスカルバート」の撤去作業を7日午後7時半すぎから始めました。


埼玉県 大野元裕 知事
「9日までには撤去が予定されている」


県は地盤崩落の危険があることから、周辺14軒の住民に数週間の避難を呼びかけています。


救助後の復旧について検討委員会の委員長は、下水道管の損傷状況により迂回工事が必要だとしています。


復旧工法検討委員会 森田弘昭 委員長
「調査に時間がかかる。あのあたりはものすごく地面が柔らかい。どこの位置ならば大丈夫かを決めるのにボーリング調査をする。その調査だけで1、2年かと思う」


森田委員長は、迂回工事を行った場合、その後の工事も含めて「全面復旧には2~3年かかる」と話しています。


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