法人税などあわせて1億円あまりを脱税したとして、東京地検特捜部は東京・江東区の人材派遣会社とその代表を法人税法違反などの罪で在宅起訴しました。

法人税法違反などの罪で在宅起訴されたのは、東京・江東区の人材派遣会社「ベストサービス」と代表の越川勝被告（56）です。

特捜部によりますと、越川被告は2021年8月までの1年間に架空の従業員の給料を計上するなどして、およそ8700万円の所得を隠し、法人税およそ2100万円を脱税した罪に問われています。

このほか、2022年に確定申告書を提出せず、法人税と消費税あわせておよそ8000万円を脱税した罪にも問われています。

特捜部は越川被告の認否を明らかにしていません。

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