
あさって告示の自民党総裁選をめぐり、小泉進次郎農水大臣は出馬会見を開き、「国民の安心と安全を実現する政党に自民党を立て直す」などと決意を語りました。
小泉進次郎 農水大臣
「国民の求める安心と安全を実現する政党に自民党を立て直す。自民党を一つにする。政治を前に進める。その先頭に立つ決意で、総裁選に立候補いたします」
小泉農水大臣は初当選した2009年、自民党が野党に転落したことを振り返り、「自民党再生の取り組みこそ政治家としての原点だ」と訴え、“解党的出直しに向け先頭に立つ”との決意を語りました。
主要政策では、▼「強い経済を作る」として「2030年度までに国内投資135兆円、平均賃金100万円増を目指す」としています。また、物価高対策では、▼ガソリンの暫定税率を速やかに廃止するとしたほか、▼所得税制を見直す考えを示しています。
さらに、石破政権で増産へと舵を切ったコメ政策をめぐっては「意欲ある米生産者が不安なく増産に取り組めるセーフティネットを構築する」と話したほか、治安対策については、外国人の不法就労などに対応するため「外国人問題に関する司令塔機能を強化する」と打ち出しました。
総裁選で焦点の1つとなる野党との連携については、「政策や理念の一致を慎重に見極めながら、政権の枠組みのあり方についても議論を深めていく」との考えを示しました。
一方で、去年、総裁選に出馬した際、公約として掲げた『選択的夫婦別姓の導入』については「私自身、人生の選択肢を拡大することに賛成の立場で考え方が変わったことはない」とした上で、「家族観や人生観などの価値観に関わることについて国民の皆さんとともに理解を深めていく必要がある」と述べるにとどめ、主張を後退させました。
また、同様に去年公約として掲げた『解雇規制の見直し』についても、「必要な成長分野に人が移動しやすい労働市場を作っていくという思いで訴えた、その思いは今も変わらない」とした上で、「国民に不安を与えたことも事実で反省する」「現時点で進めることは考えていない」と話しました。
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