
神奈川県弁護士会は依頼者からの預かり金およそ6億円を流用したとして、小田原市の弁護士の懲戒手続きを始めたと発表しました。
神奈川県弁護士会が懲戒手続きを始めたのは、小田原市の「小田原三の丸法律事務所」の竹久保好勝弁護士です。
神奈川県弁護士会によりますと、竹久保弁護士は依頼を受けた遺産分割や遺言の執行の業務およそ70件で、預かった不動産売買の代金などおよそ6億円を流用していたということです。
預かり金は現時点でおよそ6億5200万円あるはずが、口座にはおよそ4300万円しか残されていなかったということです。
先月、弁護士事務所の職員から「預り金の数字と口座にある数字が違う」と相談があり、発覚しました。
依頼者からは預かり金の返還を求められているものの、返還できる状況になく、応じていないということです。
竹久保弁護士は「事務所の資金繰りが厳しく、経費に使った」と話していたということで、神奈川県弁護士会は竹久保弁護士の懲戒手続きを開始するとともに、相談窓口を設置し対応に当たるとしています。
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