高市総理は国会で、企業・団体献金をめぐる議論の中で「そんなことより議員定数の削減をやりましょう」と発言したことについて「議論の優先度合いを示す趣旨ではない」と釈明しました。
きょうの国会、野党が追及したのは、先週おこなわれた党首討論での高市総理の発言です。企業・団体献金をめぐる議論の最中、高市総理が…
高市総理(先月26日)
「そんなことよりも、ぜひ野田(元)総理、(議員)定数の削減やりましょうよ」
これに対し、きょう、野党は…
立憲民主党 吉田忠智 参院議員
「この発言によって政治資金問題や政治改革を軽視しているのではないかという批判が国民の間に広がっています。裏金問題の解決よりも議員定数削減の方が大切なのですか」
高市総理
「党首討論のもう残り時間がなくなるという寸前のときに、どうしても一言でも申し上げたかった定数削減の問題に、急いで話題を転換する際に申し上げたものでございます。(政治資金と定数削減)どちらも大切なことであり、いずれかがより大切であるというような優先度合いを示す趣旨でないことは言うまでもございません」
この企業・団体献金をめぐっては、きょう、与野党それぞれが提出した3つの法案が審議入りし、提出者が趣旨説明をおこないました。
あすは与野党がそれぞれ企業・団体献金について意見表明する予定です。
このうち、国民民主と公明が提出した企業・団体献金の受け皿を政党本部と都道府県連に限定する法案には、立憲も賛同する方針です。
ただ、委員会で企業・団体献金をめぐる法案の採決のめどは立っていません。
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