
栃木県那須町で、登山訓練中の高校生らが雪崩に巻き込まれ、8人が亡くなった事故からまもなく9年です。生徒らが通っていた高校ではきょう、追悼式が行われました。
2017年3月、那須町のスキー場近くで登山訓練中の高校生らが雪崩に巻き込まれ、生徒と引率の教諭、あわせて8人が亡くなりました。
犠牲となった生徒らが通っていた栃木県立大田原高校ではきょう、追悼式が行われ、遺族や県の教育委員会の関係者などが参列しました。亡くなった生徒と教諭の名前が一人ひとり、読み上げられた後、黙とうが捧げられ、犠牲者を悼みました。
教諭 毛塚優甫さんの遺族
「毛塚優甫は高校のときから高校の国語科の教師になることを志していました。希望が叶ってからは毎日の生活が輝いているように見えました。雪山で雪に埋もれて誰にもみとられず、1人でいたことを考えると、親はたまらなく胸が苦しくなります」
生徒 佐藤宏祐さんの遺族
「毎年、この時期になると事故の記憶が鮮明によみがえり、今も激しく心が乱れます。どれだけ月日が流れても、私達遺族の悲しみや息子を想う気持ちは変わりません。今日も黙とうを捧げてる間、目に浮かぶのは9年前の息子の笑顔でした」
この事故をめぐっては、生徒を引率していた教諭ら3人が業務上過失致死傷の罪に問われ、今年、東京高裁で1人が禁錮2年の実刑判決、残る2人が禁錮2年・執行猶予5年の有罪判決を受けていて、その後、3人は判決を不服として最高裁に上告しています。
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