北海道旭川市で女子高校生を橋から落下させ、殺害した罪などに問われている女の裁判。女は4日、涙ながらに初めて謝罪の言葉を口にしました。
【写真を見る】内田梨瑚被告 初めて謝罪も…検察の追及には沈黙
内田梨瑚被告 法廷で涙の謝罪
内田梨瑚被告(23)
「被害者の将来を私が奪ってしまったことを重く受け止め、本当に反省しています」
2024年4月、当時17歳の女子高校生を監禁し北海道旭川市の橋から落下させ殺害した罪などに問われている内田梨瑚被告。
これまでの裁判で監禁については認めていますが、殺人などは否認しています。
内田被告(5月29日の裁判)
「女子高校生が『死にたい』と話していた」
“女子高校生は自分が立ち去った後に転落した”との主張を繰り返してきた内田被告。しかし、被告人質問最終日の4日は、これまでの裁判で初めて“謝罪の言葉”を口にしました。
内田被告
「被害者を傷つけ苦しませ、これからの人生を奪ってしまい、申し訳ございません」
弁護側の質問には終始、泣きながら答えた内田被告。しかし検察からの質問には…
検察
「なぜ泣いたんですか」
内田被告
「・・・」
検察
「答えたくないんですか」
内田被告
「・・・」
検察
「答える気が無いと判断します」
内田被告は殺人の罪について争う姿勢を崩していません。
内田被告
「殺意は全くありません。橋の上から落下させてもいません。ですが、亡くならせてしまったのは、私が被害者と合流して苦しめた結果だと思います」
そして、これまで通り、“女子高校生は自分が去った後に転落した”との主張を繰り返しました。
内田被告
「Aさん(被害者)の橋から落ちた場面を私は見てなかったので、やっぱり私が離れた後、Aさんが川に落ちてからずっと流されていたと思って、欄干の外に置いてきたことの責任を感じました」
“被害者にも一部責任がある”と主張も
さらに内田被告は、“被害者である女子高校生にも責任があった”と訴えます。
内田被告
「このような結果になってしまったのは、私の責任と感じていますが、もし被害者が誰かを連れてきたりしていれば、話がまとまったりしたと思います」
遺族弁護人
「連れてきたら、このようなことはなかったと?」
内田被告
「旭川に連れてくることはなかった」
遺族弁護人
「本当に自分に向き合っているんですか?」
内田被告
「はい」
遺族弁護人
「検察になぜ泣いていたか聞かれた時、沈黙でしたね?」
内田被告
「・・・」
遺族弁護人
「検察の質問の時に、ずっとふてくされているように見えましたが?」
内田被告
「ふてくされてる態度だったと思うのであれば、まだまだコントロールできていないと思います」
3日の裁判では「犯人には極刑を望みます」との遺族の調書が読み上げられています。
その遺族側に対し、4日、内田被告は…
内田被告
「いまは直接は叶いませんが、もし社会に戻れたら遺族に会って謝罪したい」
この発言の際、遺影を持って傍聴席にいた遺族は、“受け入れられない”といった様子で首を横に振っていました。
内田被告の裁判は8日に結審。判決は22日に言い渡されます。
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