福島市で男女4人がクマに襲われるなどクマの出没が続出するなか、車と動物の衝突事故が全国で相次いでいます。北海道ではシカが絡む事故が続出していて、観光シーズン入りを前に対応が迫られています。
福島のクマ 自力で窓を開錠し逃走か
出没から3日、クマは逃げ続けています。
2日、福島市内の工場の敷地などで男女4人がクマに襲われ、重軽傷を負った被害。
市が緊急銃猟による捕獲を試みるなか、クマは工場に居座り続け、3日夜、工場の窓から逃げ出しました。
クマは施錠された窓の鍵を自力で開けたとみられ、その後、行方は分かっていません。
近所の人
「この3日間恐怖だった。早く解決してほしいが、相手がクマなので心配」
今年、早くも市街地に現れているクマ。環境省によりますと、4月の全国の出没件数は速報値で1700件余りと、2025年の同じ時期の2倍以上となっています。
突然クマが…動物との事故急増
そうしたなか、いま増えているのが…
運転手の男性
「うわ!クマ。危ねえ」
クマなどの動物と、車が衝突する事故です。
ヒグマの生息地として知られる北海道。
車が走行中の道路をヒグマが突然、横断してくることも…
こうした動物が絡む事故がいま、相次いでいるのです。
記者
「北海道千歳市です。こちらの国道では、車とエゾシカの衝突事故が多発しているということで、道にはシカ飛び出し注意の標識が立てられています」
暗闇の中、道路脇から現れたのはシカ…
警察によりますと、北海道で起きたエゾシカ関係の事故は2025年に最多を更新し、前の年より1200件余りも増えました。
ツーリングの本場である北海道。ライダーは不安を募らせていました。
札幌市に住むライダー
「シカは関係なく出てくるから、シカがとにかく1番怖いです。(ぶつかって)当たりどころが悪かったら、間違いなく、ここ(頭)に輪っかついてますね。意味わかります?天国。命がなくなる。(動物出没のおそれがある)山、笹、そこのところは気をつけます。スピードはあまり出さないように走ってます」
レンタカー店「動物に気をつけて」
新千歳空港の近くにあるレンタカー店では、観光客などに対する事故対策を進めています。
関東地方からゴルフ旅行に来たという男性客は乗用車を借りました。
店員は通常通り、客に車体をチェックしてもらったあと、車やカーナビの操作方法などを説明。そして最後に、“ある注意事項”を伝えています。
レンタカー店の店員
「動物やシカなどとぶつかったりしてる人いるので、そちらだけ気を付けて楽しんできてください」
観光客
「クマのニュースとかは最近は頻繁に見ているので、ちょっと怖いなと思います。ゆっくりと走って、周りを見ながら慎重に走るしかないかな」
店側も、客も心配する“動物との事故”。
店によりますと、貸し出したレンタカーと動物の事故は年々増加。2025年はおよそ30件あり、その大半がシカでした。
ワールドネットレンタカー新千歳空港営業所 櫻井洋輔所長
「(Q.実際ぶつかるとどうなってしまう?)写真にあるんです。ぶつかった時に、バンパーのあたりをぶつけているんですけど、ここにシカの毛があったり。ひどくなるとガツンといってしまう場合もあります。中にはそのまま廃車になってしまった車もある」
3日、札幌市の国道近くの林道でヒグマが目撃されるなど、クマが関係する事故のリスクも高まっています。
ワールドネットレンタカー新千歳空港営業所 櫻井所長
「この先、クマとの接触事故も増えてきそうな感じがするんで、そこが大変。危ないかなって思っています。クマが怖いということで、『クマはどうなんだ出るのか』と聞かれるお客様も中には多くて(動物との事故は)夕方から夜にかけてが一番多いので、その時間帯は気を付けて運転していただくようにお伝えはしている」
・「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
・“ポカリ”と“アクエリ” 実は飲むべき時が違った! “何となく”で選んでいませんか?効果的な飲み分けを解説【Nスタ解説】
・55歳母親を暴行死させた37歳男は“ヤングケアラー”だった 10歳から家事に追われた男と母親の「狂気の関係」
