栃木県で69歳の女性が殺害された強盗殺人事件で、警察は女性の息子2人に対する強盗殺人未遂の疑いで実行役の16歳の少年を再逮捕しました。
この事件は先月、栃木県上三川町の住宅で、住人の富山英子さん(69)が刃物で20か所以上刺され、殺害されるなどしたものです。
これまでに実行役の少年4人(16)や少年らに指示を出していたとみられる竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)が逮捕されていて、リクルーター役の男子高校生(18)も逮捕されています。
警察は、逮捕されている7人のうち、最初に逮捕された相模原市の高校生の少年(16)について強盗殺人未遂の疑いで再逮捕しました。
警察によりますと、少年は他の実行役の少年3人や竹前容疑者夫婦などと共謀し、富山さんの自宅に押し入り物色していた際に鉢合わせた40代の長男と30代の次男をバールで複数回殴り、殺害しようとした疑いがもたれています。
事件当時、自宅にいた富山さんの夫から農作業をしていた次男が連絡を受け、長男と共に自宅を訪れたところ、少年らと鉢合わせ、襲われたとみられています。40代の長男は右腕を骨折するなどの重傷、30代の次男は頭などを殴られ脳挫傷、外傷性くも膜下出血などの重傷です。
取り調べに対し少年は「バールで殴ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
再逮捕された少年は、事件直後に現場近くで手で顔を隠しながら歩いていたところを警察から職務質問され、そのとき「強盗に関与した」という趣旨の話をしたことから身柄を確保され、最初に逮捕されていました。
警察は、他の実行役の少年3人や竹前容疑者夫婦も、今後、再逮捕する方針です。
また、事件を主導し海外に逃亡しているとみられる益田和彦容疑者(48)を公開手配し、海外の捜査当局と連携して行方を追っています。
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