
台湾軍はきょうから大規模な軍事演習を行いますが、台湾国防部はけさまでの24時間に、中国の軍用機のべ31機と艦船7隻が台湾海峡周辺で活動しているのが確認されたと発表しました。
台湾国防部によりますと、日本時間の午前7時までの24時間に、中国の軍用機のべ31機と艦船7隻が台湾海峡周辺で活動しているのが確認されたということです。このうち、のべ24機の軍用機が事実上の停戦ラインである中間線を越えて台湾側に進入したということです。
こうした中、台湾軍はきょうから大規模な軍事演習「漢光演習」を行っています。今年は中国軍による武力を用いずに損害を与える「グレーゾーン作戦」を想定したもので、18日まで行うとしています。
去年は5日間で予定が組まれていたのに対し、今年は10日間の予定で、台湾メディアは「史上最長の演習」と報じています。
一方、中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室は9日、軍事演習について「台湾海峡の平和と安定を破壊し、台湾の人々の安全と福祉を葬り去る行為だ」と非難する談話を発表しました。
そのうえで、「どれだけ軍事演習を行おうと、祖国統一という歴史の流れは変えることができない」と強調しました。
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】