「トランプ大統領に平和賞を」最大の後ろ盾への配慮
7月7日、アメリカを訪問したイスラエルのネタニヤフ首相。この日、トランプ大統領との夕食会に臨みました。
イスラエル ネタニヤフ首相
「大統領にプレゼントを渡したい。ノーベル委員会に送った書簡で、あなたを平和賞に値するとして推薦するものです」
トランプ大統領
「ありがとうございます。全く知らなかった」
ガザ攻撃を続けるイスラエルにとって、最大の後ろ盾であるトランプ氏への配慮でした。
「本当にうんざりだ」停戦交渉下でも、なお続くガザ攻撃
そのガザでの停戦をめぐって、トランプ氏は…
トランプ大統領(9日)
「今週中に(停戦の)合意が成立し、サインできる可能性が非常に高い」
停戦交渉ではイスラエル軍の撤退範囲が一つの焦点ですが、イスラエルは“より広い範囲”から撤退する新たな提案をしたといいます。
しかし、こうした交渉下でもガザには攻撃が。
10日には、病院付近にもイスラエル軍の攻撃があり、物資の配給を待つ子どもなど17人が死亡しました。
ガザ市民
「本当にうんざりだ。『停戦』と言いながら、毎日虐殺が起きている」
「パレスチナ人により良い未来を」ネタニヤフ首相の真意は?
停戦の成立に向けても予断を許しませんが、今回の会談では、ガザの将来についてネタニヤフ首相からこんな発言も…
ネタニヤフ首相(7日)
「パレスチナ人により良い未来を与え、彼らが言うことを実現してくれる国を見つけようとしている」
ガザに住むパレスチナ人を外国に移住させる案。さらに、廃墟と化したガザ南部のラファに「人道都市」と称する区域を作る案も報じられていて、そこに60万人の住民を収容した上で、退去を禁じる計画もあるといいます。
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