
韓国政府は11日、子どもを不正入学させたことなどに絡み懲役2年の実刑判決を受けて収監されたチョ・グク元法相について、日本の恩赦に相当する特別赦免にすることを決定しました。
韓国の革新系野党「祖国革新党」のチョ・グク前代表は、文在寅元大統領の側近で2019年に法相を務めましたが、疑惑が次々と浮上し失脚。子どもの入試の不正に絡む業務妨害の罪などで懲役2年の実刑判決が確定し、去年12月から収監されていました。
政府は11日の閣議で、チョ・グク元法相について、日本の恩赦にあたる特別赦免にすることを決定しました。残り1年4か月の刑期は免除され、近く出所することになります。
韓国メディアによりますと、文元大統領が大統領府の関係者に対し、チョ・グク元法相を特別赦免の対象にするよう求めたということです。
また、李在明大統領が特別赦免を決めたことについて、「祖国革新党の大統領選挙勝利への貢献と無関係ではないという解釈もある」とも伝えられています。
一方、世論からは反発もあり、調査会社による最新の世論調査での支持率は、政権発足後最低の56.5%となっています。
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