中国で上海協力機構の首脳会議が、きょう開幕します。会議にはロシアのプーチン大統領やインドのモディ首相らが出席し、共同宣言を取りまとめる見通しで、どのようなメッセージを発信するのか注目されます。
中国政府が「今年最も重要な首脳外交の1つ」と位置付ける、上海協力機構の首脳会議ですが、きょうから2日間にわたって行われます。会場は周辺の通りが封鎖されていて、多くの警察官が動員されるなど厳しい警戒態勢が敷かれています。
天津にはさきほど、ロシアのプーチン大統領が到着しました。
首脳会議には、ほかにもインドのモディ首相ら20か国以上の首脳らが出席し、共同声明を取りまとめる見通しです。
そして、中国の習近平国家主席ですが、きのうから各国の首脳や国際機関の代表との会談をこなしています。
国連のグテーレス事務総長との会談では「中国は国連とともに世界の平和と発展に責任を担っていく」と、国際秩序を維持するため積極的な役割を果たすことに意欲を示しました。
中国としては、今回の国際会議の場を通じて国際協調路線から距離を置くアメリカのトランプ政権を念頭に、新しい対抗軸を打ち出す思惑があるものとみられます。
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