
トランプ大統領が中国に対して求めているアメリカ産大豆の輸入拡大について、中国商務省は、アメリカが関税を撤廃すれば応じる可能性があると示唆しました。
中国商務省の報道官は、25日の記者会見で、アメリカ産大豆をさらに購入するかどうか問われたのに対し、「アメリカ側は不合理な関税を撤廃し、二国間貿易を拡大するための条件を整えるべきだ」と述べ、輸入を拡大する可能性を示唆しました。
ロイター通信によりますと、中国はアメリカとの関税交渉が続いていることから、大豆の輸入先をブラジルに切り替えています。
こうしたなか、今年8月、アメリカの大豆農家はトランプ大統領に書簡を送り、「中国がアメリカ産の大豆を回避し続ければ、大きな経済的打撃を受ける」と警告。
トランプ大統領も「中国がアメリカ産大豆の購入を4倍に増やすことを望む」とSNSに投稿し、中国に対して、大豆の輸入を拡大するよう求めていました。
トランプ大統領と習近平国家主席は、来月下旬から韓国で開かれるAPEC首脳会議にあわせて会談する予定で、大豆の輸入拡大についても焦点の一つとなる見通しです。
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