
イギリス中部マンチェスターのユダヤ教の礼拝所近くで起きたテロ事件で、警察は、容疑者の男がイスラム過激派の思想に影響された可能性があると発表しました。
2日、マンチェスターのユダヤ教の礼拝所シナゴーグ近くで車が通行人に突っ込み、運転していた男がその場にいた人々を刺し、53歳と66歳の男性が死亡、3人が重傷を負いました。
警察は現場で35歳のシリア系イギリス人とみられる容疑者の男を射殺しましたが、警察は男がイスラム過激派の思想に影響された可能性があるとの見方を発表しました。
男は警察のテロ警戒対象者には含まれていませんでしたが、強姦容疑で逮捕され、保釈中だったということです。
さらに、18歳から40代の男女3人をテロ行為の準備などの疑いで新たに逮捕し、逮捕者はあわせて6人になったと明らかにしました。
また、警察は、死亡した男性の1人と、重傷者1人は、警察官の銃撃を受けた可能性があると発表。「残忍な攻撃への緊急対応の結果、予期せぬ悲劇が起きた可能性が高い」としています。
イギリス内務省によりますと、イングランドとウェールズで確認されたユダヤ人へのヘイトクライムは、2023年度の統計で前年の1543件から3282件と、ほぼ倍増したということです。
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