イスラエル軍は、イスラム組織ハマスが前日に引き渡した人質4人の遺体のうち、1体が別人のものだったと発表しました。イスラエルとハマスが合意した和平計画が予定通りに進むか不透明な情勢です。
イスラエル軍は15日、ハマスが前日に引き渡した4人の遺体のうち、1体はハマスが拘束していた人質と一致しないと発表しました。
イスラエルメディアによりますと、遺体はパレスチナ人のものとみられるということです。
イスラエル軍は「ハマスは死亡した人質を返還するために必要なあらゆる努力を払う必要がある」と述べ、早期の返還を求めました。
一方、イスラム組織ハマスは「合意に従い遺体の返還を進めている」と主張し、イスラエル軍が停戦発効後もガザで攻撃を続けていると非難しています。
ハマスは合意に基づき、13日正午までに遺体を含む48人の人質全員を解放することになっていましたが、遺体の返還には時間がかかるとしてイスラエル側が反発していました。
いまも20人近くの遺体が返還されておらず、イスラエルとハマスが合意した和平計画が予定通りに進むか不透明な情勢です。
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