
アメリカのトランプ大統領が主導するパレスチナ自治区ガザの「平和評議会」をめぐり、国連のグテーレス事務総長は「法的拘束力を持つ決定ができるのは安保理のみだ」と強調しました。
国連 グテーレス事務総長
「安保理こそが、平和と安全をめぐる問題で加盟国を代表して行動する権限を与えられた唯一の機関です」
国連のグテーレス事務総長は29日、記者会見でこのように述べ、安保理だけが法的拘束力を持つ決定ができ、「平和評議会」は国連や安保理に代わる機関ではないと強調しました。
さらに、グテーレス事務総長は去年11月に採択された安保理決議案では、「平和評議会はガザの停戦をめぐる問題に限定されている」と指摘しました。
「平和評議会」がガザ情勢以外も担うよう役割を拡大したい意向を示すトランプ大統領を、けん制した形です。
パレスチナ自治区ガザの暫定統治を主導する「平和評議会」をめぐっては、トップを務めるトランプ大統領が21日、「国連がするべき仕事を担う」などと主張していました。
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