
1日に行われた音楽の祭典・グラミー賞。その授賞式をめぐって、アメリカのトランプ大統領は「ひどいものだった」と批判。司会者への提訴もちらつかせるなど、不満を爆発させています。
アメリカ トランプ大統領
「グラミー賞授賞式はひどかった。観られたものではなかった」
グラミー賞の授賞式について、こう切り捨てたトランプ大統領。不満の“原因”となったのは…。
最優秀新人賞 オリヴィア・ディーンさん
「私は移民の孫娘として、ここに立っています。勇敢な彼ら(移民たち)がいなければ、私はここにいません。彼ら(移民たち)は称えられるべきだと思います」
最優秀楽曲賞 ビリー・アイリッシュさん
「移民当局なんてクソくらえ。言いたいのは、これだけです」
最優秀アルバム賞 バッド・バニーさん
「ICE(移民税関捜査局)は出て行け」
歌手のビリー・アイリッシュさんら登壇した受賞者らが、ICE=移民税関捜査局らによる不法移民に対する強硬な取り締まりなど、政権への批判を次々と口にしたのです。
なかでもトランプ氏の怒りを買ったのは、司会をつとめたコメディアンのトレバー・ノアさん。トランプ氏が領有に意欲を示す(デンマークの自治領)グリーンランドを引き合いに出し…。
司会 トレバー・ノアさん
「(グラミー賞最優秀楽曲賞は)どのアーティストも手に入れたい賞だ。トランプがグリーンランドを手に入れたいと思うのと同じぐらいね」
さらに性的虐待の罪で起訴されたエプスタイン元被告とトランプ氏との関係についてもネタにします。性的虐待に利用したとされる島や、エプスタイン氏と交流があったクリントン元大統領の名前も出し、トランプ氏を揶揄しました。
司会 トレバー・ノアさん
「エプスタインの島が無くなって、クリントン(元大統領)と、つるむ島が必要だからね」
一方、トランプ氏は「島に行ったことはない」と否定、ノアさんを攻撃します。
アメリカ トランプ大統領
「彼(ノア氏)はつまらない男だ。授賞式の司会はひどかった」
また、「哀れで才能のない間抜けな司会者を訴えるため、弁護士を送り込む」として、提訴をちらつかせました。
政権や自身への批判に、事あるごとに反撃するトランプ氏。今回の怒りは収まるのでしょうか。
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