「きょう何が起きるか見届けてほしい」トランプ大統領が出したコメントです。徹底抗戦中のイランに対し、「アメリカ大統領として、彼らを殺害する」とも述べましたが、どんな攻撃に打って出るのでしょうか。
この日(13日)、街を埋め尽くしたのはアメリカとイスラエルによる攻撃に強く抗議する群衆の叫びでした。
熱気に包まれた街の一角には、新たな最高指導者となったモジタバ師の画も…。手に掲げる人の姿も、多く見られます。
この前日、就任してから初めてとなる声明を発表したモジタバ師。
イラン最高指導者 モジタバ師の声明(国営メディア代読)
「私達は殉教者の血に対する報復を決して放棄しないことを確約します」
声明は“徹底抗戦”の姿勢を強くにじませる内容に。
事実上の封鎖が続くホルムズ海峡についても、「敵に圧力をかける手段として封鎖を継続すべきだ」と主張しました。
一方、アメリカのトランプ大統領は…
アメリカ トランプ大統領
「私は第47代アメリカ大統領として彼らを殺害する。この狂ったクズどもに何が起きるか見届けてほしい」
さらに、イスラエルのネタニヤフ首相も攻撃後、初めて会見を開き、今後、モジタバ師を標的にする可能性を示唆しました。
終わりの見えない応酬が続くなか、“石油輸送の要衝”では…
UAEの石油タンカー カプール船長
「今はペルシャ湾で足止めされ、まったく外に出られないんだ」
こう訴えるのは、UAE(=アラブ首長国連邦)の石油タンカーで船長を務める男性です。
イランによるホルムズ海峡の封鎖。ホルムズ海峡の周辺には現在、およそ1000隻の船が足止めされた状態に。
船員たちは、いつ標的になるかわからない恐怖のなかで、日々を過ごしているといいます。
UAEの石油タンカー カプール船長
「(撮影の)つい20分前にも船の上をミサイルが横切っていった。船員はみんな怖がっている。事態はいつ悪化してもおかしくない。今のところ、この船には備蓄している食料があるが、じきに難しくなる」
イラン情勢緊迫の影響は身近な場所でも…。こちらのガソリンスタンドでは、レギュラー1リットルあたり156円でしたが、185円に。
まだ値上げしていないガソリンスタンドでは行列ができていました。
利用客
「すごい列でびっくりした」
政府はガソリンなどの1リットル当たりの小売価格を、緊急支援によって全国平均で170円程度に抑えようとしています。支援は来週木曜日(19日)に始まりますが、実際に値段が下がるのは少し先になりそうです。
23ジャーナリスト 片山薫(経済担当)
「製油所からガソリンスタンドの店頭に来るまで、1~2週間くらいかかると言われていて、そうすると170円台になるのは、月末あるいは今月下旬からと言われている」
政府によると、1リットルあたり30円程度の補助を1か月続けると、国の財政負担はおよそ3000億円にのぼるといいます。
片山さつき 財務大臣
「仮に事態が長期化しても途絶えることなく、持続的に国民の皆様の生活をお支えすべくやって参ります」
片山大臣は問題が長期化しても措置を続けるとしましたが、別の問題が起きるおそれもあります。
23ジャーナリスト 片山薫(経済担当)
「仮に半年続けば2兆円近い財政負担になるといわれている。ずっと補助を続けると財政が悪化するのではとみられて、円安に進む可能性がある。円安になれば原油を高く買わなければならないので、円安とガソリン高の負のスパイラルが起きる可能性がある」
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