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トランプ大統領は「海峡封鎖でも軍事作戦終了」を検討か…イランへの“地上作戦”はあるのか?そして“石油流通”への影響は?【news23】

海外
2026-04-01 12:05

イラン情勢をめぐってアメリカのトランプ大統領が「ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続いたままでも軍事作戦を終了させる意向を側近に伝えた」と報じられました。イランへの地上作戦はあるのか、さらに石油流通への影響は出るのでしょうか。


【写真で見る】トランプ大統領「燃料を入手できない国は自ら確保すべき」


4月1日からの値上げ 食品は2800品目 中東情勢の悪化で“加速”の懸念

新たな気持ちで迎える4月が始まりますが、私たちを待っているのは値上げラッシュです。


エフ マルシェ 福丸明男代表
「値上がりするもの(商品)で大体5~20%くらいの値上がり。全体の商品の2割程度は4月に値上がりするのでは」


帝国データバンクによると、4月に値上がりする食品は2800品目に迫ります。ただ、値上げはこれで終わるわけではありません。

さらなる値上げラッシュにつながる可能性があるのが、中東情勢の悪化です。日本政府は対応を急いでいます。


31日、主要な資源大国であるインドネシアのプラボウォ大統領と首脳会談を行った高市総理。


高市総理
「特に中東情勢については、エネルギー安全保障の観点からも、両国で緊密に連携していくことを確認した」


トランプ氏「燃料を入手できない国は自ら海峡に行って確保すべき」

イランでは、連日のようにイスラエルによる攻撃が続いています。


街には、大破した車が。
攻撃を受けた住宅には瓦礫が散乱し、そこでは日用品などを探す住民の姿がありました。

イランもイスラエルへの報復を繰り返しています。イランへの軍事作戦はいつまで続くのでしょうか?


レビット報道官
「作戦は目標達成まで続く。4~6週間は現時点で変わらない」


アメリカ・ホワイトハウスのレビット報道官は30日、「トランプ大統領は一貫して“4週間から6週間”という目安を示してきた」と強調。

イランへの軍事作戦の期間は、「当初の想定から変わっていない」と話しました。

ウォール・ストリート・ジャーナルはトランプ氏が側近に対し、「ホルムズ海峡の大部分が封鎖されたままでも、軍事作戦を終了させる意向を伝えた」と報じました。


31日、トランプ氏は自身のSNSで「ホルムズ海峡の影響で燃料を入手できない国は、アメリカから購入するか自ら海峡に行って確保すべきだ」と投稿。

海峡の事実上の封鎖で影響を受けているのに軍事作戦に協力しない国々に不満を示し、「アメリカはもう助けない」と主張しました。


一方、アメリカは地上戦への備えとして、強襲揚陸艦「トリポリ」や海兵隊員らを中東に派遣していますが、ロイター通信によりますと、新たに陸軍・空挺師団のパラシュート部隊が中東に展開を始めたということです。


レビット報道官
「イランがこの機会を拒めば世界最強の軍隊が、トランプ大統領にあらゆる選択肢を提供する」


トランプ氏はニューヨーク・ポストに対し、「イランのガリバフ国会議長と交渉を行っている」と明かしたうえで、ガリバフ議長がアメリカに協力する意思があるか「1週間程度で見極める」と話しています。


イランは米国を警戒「外交での裏切り 忘れない」

一方のイランのガリバフ国会議長は、トランプ氏をけん制しています。


ガリバフ国会議長 SNS
「敵は我が国を脅迫すると同時に、自らの願望をニュースとして宣伝しているが大きな間違いだ」「彼らが攻撃するなら数倍でやり返す」


また、イラン外務省の報道官は…


イラン外務省 バガイ報道官
「アメリカと直接交渉は行っていません。前回の交渉から現在まで、ずっとです」


仲介国のパキスタンを通じて、アメリカから交渉の要請を受けたとした一方、「アメリカとはいかなる交渉も行っていない」と主張。

そのうえで、「1年足らずの間に二度にわたって外交で裏切られたことを決して忘れない」とし、核協議が進行している最中に、アメリカから攻撃を受けたことに強い警戒感を示しています。


ヘグセス国防長官「今後、数日間が重要な局面になる」

イランへの攻撃をめぐり、アメリカのヘグセス国防長官が先ほど記者会見し、イランは甚大な被害を受けているとしたうえで、「今後、数日間が重要な局面になる」と主張しました。


アメリカ ヘグセス国防長官
「今後、数日間が重要な局面になるだろう。イランもそれを理解している。イランに軍事的な選択肢はほぼない」


ヘグセス国防長官は31日、イランに対してアメリカが攻勢を続けているとしたうえで、戦闘終結に向けた協議について「トランプ大統領は合意の条件を示している。イランが応じなければさらに強硬な姿勢で臨む」と強調しました。

また、ホルムズ海峡の安全な航行に関し、「各国も積極的に関与すべきだ。アメリカ海軍だけの問題ではない」と主張しました。


戦闘終結に向け揺れるトランプ氏 “地上侵攻”と“石油流通”

小川彩佳キャスター:
トランプ大統領の発言を見ていると、方向性が定まっていないようにも見えます。


小説家 真山仁さん:
毎日違うことを言って、期間が延びたり縮んだりしています。どうしたら相手が応答してくれるかを考えているぐらい迷走しているということは、打つ手がないのだと思います。

はたから見ていてアメリカが焦っているのが見えてきています。早く幻想から抜けないと、本当に長い長い戦争が始まるのは、世界中がやめて欲しいと思っていると思います。


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<プロフィール>
真山仁さん
小説家 著書に能登地震がテーマの「ここにいるよ」
最新作は「チップス ハゲタカ6」


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