
アメリカのトランプ大統領から、FRB=連邦準備制度理事会の次の議長に指名されたウォーシュ元理事が議会上院で証言しました。「金融政策に独立性は不可欠だ」と述べる一方、独立性を維持できるかは「FRB自身にかかっている」との認識を示しています。
トランプ大統領から、5月15日で任期切れとなるFRBのパウエル議長の後任に指名されたウォーシュ元理事は21日、議会上院の公聴会に出席しました。
ウォーシュ氏は冒頭、「金融政策に独立性は不可欠だ」と強調する一方、大統領や議員ら、「公職に選出された人々が政策金利について意見を述べることで、金融政策の独立性が脅かされるとは思わない。FRBの独立性はFRB次第だ」と述べました。
トランプ氏はFRBに対して繰り返し利下げを要求していますが、それはFRBの独立性を脅かすものではない、との認識を示した発言とみられます。
この直前、トランプ氏はCNBCテレビに電話で出演し、インフレ=物価上昇を抑えるためのFRBによる政策金利の引き上げについて、「私は賛成してきた。ある程度は効果があると思う」と述べました。
ただ、その直後に「我々は世界で最も低い政策金利を維持すべきだと思っている」との持論も改めて強調しています。
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