ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのトランプ大統領がロシアへの制裁法の実施を見送ると表明したことに対し「これでは決して戦争を止めることはできない」と反発しました。
迎撃ミサイルの枯渇が指摘されるウクライナに対しては、17日もロシアによる大規模な攻撃が続いています。
ゼレンスキー大統領は、16日夜から17日朝にかけて、ロシア軍が15か所以上のエネルギー施設に最大規模の攻撃を行ったと明らかにしました。320機以上のドローンに加え、巡航ミサイルや弾道ミサイルなどが使われたということです。
また、ゼレンスキー氏はアメリカによるロシアへの制裁法実施の見送りを受け、「残念ながら、制裁の緩和は今後も続くだろう」と懸念を示しました。
さらに、アメリカ側の判断について「間違っているように思える。ロシアを利するだけであり、殺戮を続けたいという欲望をあおるだけだ。これでは決して戦争を止めることはできない」と反発しています。
一方、アメリカのトランプ大統領は、実施見送りについて「とても良い決断」だと強調。ルビオ国務長官は、トランプ氏が今後60日程度をかけて対応を検討していく見通しを明らかにしたうえで、エネルギー価格や中東情勢などの行方を見極める必要があるとの認識を示しました。
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