フランス・パリで2日連続となる「夜間外出禁止令」が出されました。大規模デモで起きた暴動や略奪を受けた措置ですが、飲食店からは懸念の声があがっています。
記者
「外出禁止となる午後11時になりました。対象地域にはロープが張られ、警察官が通れないように立っています」
20日、パリを含む13か所の地域に出された「夜間外出禁止令」。住民や労働者を除き、一般の観光客などは指定されたエリアでの外出が禁じられました。
パリ市とその周辺では花火や燃料の運搬も制限されるなど、厳重な警備態勢となっています。
今回の措置は、17日にフランス各地で行われた大規模な抗議デモで略奪や暴動が相次いだことを受けたものです。
ただ、パリなどでは「夜間外出禁止令」が2日連続となり、飲食店には打撃となっています。
カフェのマネージャー ドミニク・ルバイさん
「普段、平日は翌午前2時、土曜は午前4時まで営業しているのに、午後10時に閉店です。客は1人もいない、ゼロですよ。かなり深刻な状況です」
また、外出禁止エリアに含まれたことで、“危ない場所”だと認識されているといいます。
カフェのマネージャー ドミニク・ルバイさん
「普段は満席ですが、予約もすべてキャンセルになりました。みなさん、この地域に来るのを怖がっています。長くは耐えられません」
今回の「夜間外出禁止令」、街の人はどう思っているのでしょうか。
「破壊や略奪を防ぐための唯一の手段なら、仕方ないと思います」
「コロナ禍でも戦時下でもないのに、やり過ぎです」
こうしたなか、フランス政府はデモの際に略奪された商品の一部がインターネット上で売られていることが確認されたと発表しました。パパン商業担当相は「法的に追及するよう断固として取り組む」としています。
フランスでは今週土曜日にも大規模な抗議デモが呼びかけられていて、政府は治安維持を目的に軍の配備を検討しています。
・10歳若返る?「ジャパニーズウォーキング」…“1日30分”で1万歩歩くよりも効果的 道具いらずで海外で話題【Nスタ解説】
・40代から増加「脳梗塞」の初期症状は?「倒れてからじゃ遅い」早期発見のカギ「BE FAST」とは【ひるおび】
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
