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【最新】トランプ政権の“通信簿”・中間選挙の投票開始 勝敗占う「ヒスパニック票」の行方は…藤森キャスター現地取材【news23】

海外
2026-11-04 01:30

投票が始まった、アメリカ中間選挙。大統領の任期半ばに行われ、政権の“通信簿”とも言われています。トランプ氏率いる与党・共和党に猛烈な逆風が吹き荒れています。


審判の朝を迎えたアメリカ。国民は、トランプ政権の2年間にどんな評価を下すのか。


この前日、トランプ大統領の姿は首都ワシントンにありました。


最後の演説の場所に選んだのは、自身の指示で大改修したリンカーン記念堂「リフレクティング・プール(反射池)」。


日本円でおよそ24億円をかけ、“無駄な工事”と言われたそこは「政権の迷走」を象徴しているともいえる場所です。


アメリカ トランプ大統領
「良い大統領でも、悪い大統領でも、なぜか現職大統領は中間選挙で勝てない。だが、我々は全力で挑んだ。投票の準備は出来ている。正しい選択を願っている」


長い選挙戦の疲れなのか、どこか元気なく見えます。


最新の情勢を見てみると、上院で接戦となっていますが、選挙の分析機関が7つあった激戦州のひとつ、ミシガンを「接戦」から「民主党優勢」に変更。残り6州の戦いに注目が集まっています。


その命運を握るのが、中南米にルーツを持つ「ヒスパニック系」の人たち。


有権者のうち白人に次ぐ大きな層で、おととしの大統領選では、この票の取り込みが「トランプ氏勝利」につながる要因の一つとなりました。それが、いま…


ヒスパニック系の住民
「トランプを全く支持していない」
「多くの公約を破ったので彼の言葉は信用できない」


大統領選挙で、トランプ氏に投票したヒスパニック系の人たちの支持率が急落しているのです。


理由の一つに挙げられているのが、「不法移民対策」を掲げてトランプ政権が進めた移民の取り締まりです。


合法的に暮らす移民や、市民が拘束されるケースも相次いだのです。


ミネソタ州では1月、取り締まりの最中に白人のアメリカ人女性が移民当局に銃撃され、死亡する事件が起きました。


なりふり構わぬ取り締まり。それが、ヒスパニック系の人々に強い危機感を植え付けているのです。


激戦州「テキサス」。メキシコと国境を接し、住民のおよそ4割をヒスパニック系が占めています。


メキシコ系
「(Q.褐色というだけで米国民が逮捕されたという話を聞くと心配?)そうそう、そこが問題。アメリカ国民を肌の色が理由で攻撃するなんてね。色んな国籍がいる中で、肌の色だけで不法だとはならない」


テキサス州は長年、共和党の地盤ですが、トランプ氏は10月に何度もこの地で演説を行い、「移民政策」の正当性を主張。


トランプ大統領
「今では我が国の歴史上、最も安全で最高の国境となっています。信じがたいことですが、17か月間で不法移民はゼロです。誰がそんなことを想像できたでしょうか」


しかし情勢は好転せず、最新の世論調査でも民主党候補にリードを許しています。


共和党の牙城で、民主党に吹く追い風。


藤森祥平キャスター
「タラリコ候補の登場に支持者が一斉にカードを掲げました。テキサスを取り戻せ。最後の演説に、もう前が見えません!」


民主党 タラリコ候補
「部族を超えた友情、分断を超えた友情、これがテキサスを偉大にしているのだ」


もしテキサス州で民主党が勝利した場合、専門家は「政治の景色が変わるかもしれない」と指摘します。


上智大学 前嶋和弘教授
「テキサスはカリフォルニアに次ぐ(2番目の)人口がある。(大統領選挙で)40の選挙人を民主党側が取っていくとすると、今後の2028年以降の大統領選挙の流れも変わってくる。アメリカ政治が民主党優位に動いていく、その兆しになる可能性すらある」


2年後の選挙にも影響を与えるかもしれないテキサス州。有権者が託す一票は…


民主党支持 メキシコ移民
「(Q.今回の選挙ではどの政党に投票するか)スマートな政党に投票するつもり。民主党です。トランプは国民を取り締まり、恐怖を与えている」


共和党支持 母がメキシコ移民
「(Q.テキサスの厳しい移民政策についてどう思うか)素晴らしいことだと思っている。合法で滞在しているならICEや国境警備隊を恐れる必要は全くない」


メキシコ移民
「私は誰も支持していない。変化が良いと思っているだけだ。民主党政権になれば、おそらくもっと良くなるだろう。確信はないが」


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