いまが旬の「夏野菜」。簡単ですぐにできるおいしい夏野菜の見分け方を
ご紹介します。
プロが教える「鮮度のチェック」「長持ちさせる方法」
80代
「色見ます」
50代
「直感です!いっぱいあったら『こいつが呼んでる』というのが」
おいしい夏野菜を見分けるには、色?形?それとも…
この日、Nスタが訪ねたのは、キユーピーのグループ会社が運営する埼玉・深谷市の農園「ヤサイな仲間たちファーム」です。
美味しい夏野菜はどこを見たらいいのか。教えてくれるのは、野菜ソムリエの中でも数少ない「上級プロ」の松村佳代さんです。
まずは、煮ても焼いてもおいしいナス。買うときに見るポイントは?
野菜ソムリエ上級プロ 松村佳代さん
「ヘタのトゲトゲ感とツヤと、あとはハリですね」
ひと晩放置したナスと比べると一目瞭然。新鮮でおいしいナスは、ツヤツヤでパンパンに張っています。
水分が抜けやすいというナスですが、保存するときは…
野菜ソムリエ上級プロ 松村佳代さん
「ラップに包むか、袋に入れて(冷蔵庫の野菜室で)保管すると、この状態が保てる」
お次は、そのまま食べても、サラダに入れてもおいしいトマト。
野菜ソムリエ上級プロ 松村佳代さん
「ヘタの部分がピンと張っているものが採れたて・鮮度感が高い。私はもうヘタしか見ていないぐらい」
鮮度が落ちれば落ちるほど、ヘタは変形・変色します。これは、大玉のトマトでも同じだそうです。
ピーマンもヘタや切り口に注目。鮮やかな緑が鮮度の証。また収穫後、時間が経つと水分がぬけ、少しシワがよったり、柔らかくなったりするそうです。
トウモロコシのヒゲは“茶色いほど〇〇”
野菜を扱うこと30年以上。スーパーアキダイの秋葉弘道社長にも教えてもらいました。
いまが最も甘くて安いというトウモロコシは、ヒゲに注目。
アキダイ 秋葉弘道 社長
「毛の本数だけ実があります。毛がいっぱい、ふさふさしているほうがいいです。あともう一つ、(ヒゲが)茶色くなっているものを選んでください。しっかり熟しているというバロメーターなんですよね」
客(40代)
「逆買ってた!アハハハ!衝撃です」
お次はシャキシャキ食感がたまらないキュウリ。
アキダイ 秋葉弘道 社長
「トゲトゲがあるものがいい。(収穫から)日にちが2、3日経っちゃうと(トゲトゲが)とれてきちゃう」
おいしいキュウリを見分けるポイントは「トゲ」。(※トゲのない品種もあります。)
一方、注意したいのは…
アキダイ 秋葉弘道 社長
「先っぽが膨れているものは買わない(=仕入れない)んですよね。水不足でよくあることで、スカスカになっちゃっている状態」
おいしい夏野菜の見分け方が分かったところで、おすすめの夏野菜料理を作ってもらいました。
題して、「夏野菜のギリシャ風マリネ」。
ヤサイな仲間たちファーム レストラン料理長 三品護輝さん
「一晩おいて、次の日冷やした状態で食べる」
彩り鮮やか。この夏にピッタリのマリネのお味は?
スタッフ
「食感がシャキシャキとしていて、酸味の後に野菜の甘味がきます」
おいしい夏野菜の見分け方や食べ方、試してみてはいかがでしょうか。
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