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“記録的猛暑”で家計もピンチ… 8月支出は「都内1世帯あたり4337円増」見込み 「食料品支出は192億円増」の計算も

経済
2025-08-25 19:20

記録的な猛暑は買い物にも大きな負担となっています。今月、都内の家計では猛暑の影響で食料品への支出が192億円も増える計算です。


小泉大臣が訪れたのは、鹿児島県の家畜市場。


小泉進次郎 農水大臣
「とにかく出荷が止まったらまずいなと。この声は何度も伺っておりましたので、実際、現場の話を伺って、そのダメージ、時間との戦いでもあると改めて痛感」


今月8日の豪雨で競りの設備などが浸水し、復旧のめどは立っていません。


猛暑だけでなく、豪雨被害も重なり農産物にとって厳しい夏となっています。


もちろん、コメも大変です。


小泉進次郎 農水大臣
「先日の大雨で被災された方々、皆さんのお仲間の中にも、ご家族の中にもいらっしゃると思いますし、皆さん自身も大変な状況の中でもこのような機会をいただきましたこと、本当にありがとうございます」


今年の猛暑は家計に対し、少なくないダメージを与えています。


民間の調査では、都内1世帯あたりの8月の支出は猛暑の影響で4337円増えると見込まれています。


特に影響が大きい食料品は、都内の家計全体で192億円あまり支出が増える計算です。


買い物客
「もう何でも高いですよ。この暑さ、異常な暑さ、全部暑さですよ。土が熱くて触れないくらい。きゅうりなんかも曲がっちゃってる」


だからこそ、スーパーも細かい努力で低価格に挑みます。


記者
「もともと販売していた『焼き肉のたれ』と同じ容器を使って新商品を出しました」


新しい商品であっても、既存の容器を活用することで「にんにく塩だれ」は300円に価格を抑えました。


さらに、「たまごサラダ」は傷やへこみが出てしまった卵を使うことで429円に。「さばの味噌煮」も缶の表面に印刷を入れないことでコストダウンを図りました。


買い物客
「(野菜は)週によって値段の違いがあったりするので、冷凍の方が保存もできますし、ちょっと使いに便利なので助かります」


さらに、増量による「実質値下げ」も実施。冷凍ブロッコリーや冷凍ほうれん草は価格はそのまま、内容量を100グラム増やしました。


イトーヨーカ堂 営業企画室 中村哲士 室長
「キーワードでいうと『節約』という言葉が大きく出てきている。現在、厳しい環境はこれからも続いていく」


猛暑、大雨、水不足。この先、さらに目に見えるかたちで影響が出そうです。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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