
専門コーナーが設置されたり、コンビニでも販売されている「ミニコスメ」。人気の理由は様々あるようです。
【写真で見る】今人気の「ミニコスメ」とは? 通常の5分の1サイズも
バッグにつける「チャームコスメ」
「キーホルダーみたいな中にリップとか入ってて、そんなに量を使わないから外出先でちょっと使いたいときに」(10代女性)
「かわいい。使わなくても、つけているだけでモチベーション上がったりする」(10代女性)
キーホルダーのようにバッグにつけることができる【チャームコスメ】。アクセサリー感覚で身につけられる進化したコスメです。
『PLAZA 大船ルミネウィング店』(神奈川・鎌倉市)でも、様々な種類が。
「グロウロックゼリーティント」(Coralhaze/1850円)は、南京錠のような形で、バッグにつけてもオシャレなリップティント。U字型の金属部分を回すとスポッとはずれ、その先にリップブラシがついています。
「ぷくぷく涙袋パレット」(MilleFée/1540円)は、手のひらサイズで4つのカラーが使い分けできるアイパレット。これひとつでプロのような涙袋メイクが簡単にできるといいます。
さらに店内には【小さいリップ】の専門コーナーも。
どれも“通常の半分以下のサイズ”で、カラーバリエーションも豊富。全て1000円以下で購入することができます。
「小さいコスメ」の専門コーナー続々
実はいま、こうしたミニサイズのコスメが人気で、「@cosmeベストコスメアワード」の2025下半期トレンド予測では<主役級ミニコスメ>がランクイン。
東京・原宿の『@cosme TOKYO』でも、3月から【ミニコスメ】の専門コーナーが登場し、日本の大手ブランドからプチプラまで、約50のブランド100種類以上が並んでいます。
中でも人気なのは、NARSの「ライトリフレクティングセッティングパウダープレストN ミニ」。通常サイズの「プレストN」と比べ、大きさも容量も、そして値段もミニサイズのパウダーです。
▼ケース幅:約6cm(通常サイズは約8cm)
▼容量:3g(通常サイズ10g)
▼値段:3190円(通常サイズ6160円)
さらに化粧水の「スキン ハーモナイザー」(KANEBO/38ml・1210円)は、通常サイズ(180ml・5500円)の約5分の1と、使い切りやすいサイズ感です。
『@COSME』PR担当・久保 紬さん:
「直近3か月の平均で比べた時に、2.5倍とか3倍くらいに売り上げ個数が伸びているアイテムもある」
なぜ人気?ミニサイズコスメ
各社が力を入れているミニコスメ。その人気の理由は何なのでしょうか?
「“バッグが小さい”と、コスメが大きいと入らない」(10代女性)
「“バッグちっちゃい”の持ったりするから、大きいとかさばる」(10代女性)
今トレンドの小さいバッグでも持ち運びしやすいという声。さらに、「大きいと使いきれない」「せっかく買ったなら使い切りたい」などの理由で、ミニコスメを選ぶ人も。
そして、一番多かったのが…
「気になるやつとか“試しで使える”からめっちゃいい。ちょっと価格とかも安くなったりするので買いやすい」(10代女性)
「ちっちゃくて“試しやすい値段”。気分によってコロコロ変えたりしたいので」(40代女性)
通常よりも低価格で、いろいろな種類を試せることが大きな魅力になっているようです。
コンビニ各社も参入
ミニコスメはコンビニでの取り扱いも増えています。
『ファミリーマート』では、韓国ブランドと共同開発した新ブランド「hana by hince」の化粧品を販売。
ブランドの品質はそのままに、持ち運びやすいよう小さいサイズになったベースメイクからカラーアイテムまで全8種23品を揃えています。
商品本部CW・コスメグループ 上村朋美さん:
「“10代20代の客層を取り込みたい”ということから、手軽に手に取ってもらいやすい価格・サイズを考えている」
『ローソン』のミニコスメ 「&nd by rom&nd」では、ベースから目元・口元まで使える全17カテゴリーのアイテムをラインナップ。(※8月22日時点)
“デイリー使いしやすい”と、発売当初は3日間で30万個売れるほど話題になりました。
試しやすいサイズと値頃感のミニコスメで、お気に入りの一品を探してみるのもいいかもしれません。
(THE TIME,2025年8月25日放送より)
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