アップルが新型モデルの「iPhone17」を発表しましたが、最近のスマートフォンの端末代、10万円を超えるものが多くなっています。みなさんは、いくらくらいまでなら端末代を払おうと思いますか?
【写真で見る】史上最も薄い5.6ミリ!iPhone Air 「まさに革命的な存在」
iPhone新作発表 内&外カメラで同時撮影可能に
井上貴博キャスター:
今回、新たに発表されたのはiPhone17です。それぞれの価格をみていきます。
・iPhone17
12万9800円~
・iPhone Air
15万9800円~
・iPhone17 Pro
17万9800円~
・iPhone17 Pro Max
19万4800円~
2TB 32万9800円~
今回の新機能は、内側のカメラと外側のカメラの同時撮影です。
例えば、外側のカメラでバスケットボールの試合を撮影しながら、撮影している自分や応援している周りの人も撮影することができます。静止画も動画も可能です。
岸谷蘭丸さん:
(同時撮影は)撮り方として、流行りなんですよね。新しいSNSで両方(外側と内側を)を撮るというのが出てきて、そこからインスタグラムとかで、エフェクトとして出てきています。これが流行ったから、アップルとしても常時機能に入れちゃおう!という動きだと思います。
iPhoneは高すぎる? 2008年は2万3000円代…今や10万円超に
井上キャスター:
iPhoneはいつから高くなったのでしょうか。
2008年は2万3000円でしたが、これでも「高い」と報道されていました。このとき、まだ「0円携帯」などがある時代でした。「iPhoneが3万円弱するんだ、高いな」というところからぐんぐん跳ね上がって、今や10万円を超える価格になっています。
日本の世帯年収の中央値は、ほぼ変わっていません。むしろ、2008年以降でいうとちょっと下がっていますが、iPhoneの価格は上がり続けています。10万円くらいするものを皆さんが購入する時代になりました。(iPhone価格「モバステ」参考 厚生労働省『令和6年国民生活基礎調査』より)
スマホユーザーの使用率は「iPhoneユーザー」52%、「Androidユーザー」47.4%、「その他」が0.6%となっています。(対象者500人 ALL CONNECT調べ)元々は、iPhoneが強かった日本ですが、今、半々ぐらいになっているということです。また、平均の購入価格はAndroidが5万7810円、iPhoneが10万7017円です。(MM総研調べ)
年代別でiPhoneユーザー率をみてみると、60代だとiPhone以外の方が多いですが、20代では7割ぐらいがiPhoneになっています。(対象:各年代100人 ALLCONNECT調べ)
20代:iPhone 68% iPhone以外 32%
30代:iPhone 57% iPhone以外 43%
40代:iPhone 42% iPhone以外 58%
50代:iPhone 52% iPhone以外 48%
60代:iPhone 41% iPhone以外 59%
蘭丸さん、やはり周りはiPhoneですか?
岸谷蘭丸さん:
iPhoneじゃない人、ほぼいないですね。僕の周りは基本的にiPhoneだし、MacBookも相当多いですよね。「みんなが使っているから」というのは、すごく大きいです。あと、iPhoneの画質とAndroidの画質って、ちょっと(違いが)わかるんです。
例えばSNSに上がっている写真をみると「多分Androidだな」というのがわかるんですよ。色味とか、iPhone独特の広角があってiPhoneっぽい画質に僕らは慣れちゃってるんです。
井上キャスター:
iPhoneを使用する理由を調べたアンケートでは「使い慣れている」が71.2%、「友人など使用者が多い」が9.6%になっています。(対象:260人 ALL CONNECT調べ)
他にも「さっきの写真、エアドロで送って」となったときに、Androidだとちょっと気まずいということもあるようです。
高柳光希キャスター:
このために、iPhone使ってるまであります。
岸谷蘭丸さん:
やはりそうだと思います。
高柳キャスター:
iPhoneをくっつけただけで送れますからね。すごく便利です。
開けるまでに7秒かかる箱、店舗での展示角度 iPhoneが欲しくなる秘密
井上キャスター:
スタジオにいる全員がiPhoneユーザーということですが、なぜiPhoneに魅了されるのか心理学のアプローチで調べてみました。
人間の行動心理に詳しい明星大学 藤井靖教授によると、iPhoneの「箱」にポイントがあるということです。箱をあえて開けにくく設計し、ストレスがない絶妙な時間で開くことで特別感・期待感を上げているといいます。
実際に開けてみると、ゆっくり開いていきます。箱を開けるまで「7秒」が良いとされていて、7秒より長いと開かなくてイライラする。でも、すぐ開いてしまうと期待感が煽られない。箱の素材・形も何百種類と試したようです。
アップルストアの展示も、あえて見づらい角度になっていて、商品を手に取り、五感に訴えて購買意欲が上がるということです。その角度も考えられていて、店舗によっても違うといいます。また、タップ音やメールの送信音も練られているということです。
毎年、アップルストアに行列ができますが初期生産を抑え、あえて行列を演出し、希少性の原理(何としてでも手に入れたい心理的効果)を利用しているといいます。
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<プロフィール>
岸谷蘭丸さん
イタリア ボッコーニ大学在学 24歳
岸谷五朗と岸谷香の長男
海外大受験塾「MMBH」設立
教育・多様性などを発信
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