
アサヒビールは、サイバー攻撃の影響で今月予定していた新商品10品目の発売延期を発表しました。ビールなどの生産は先週から一部再開していますが、きょう(6日)になって、ほかのビール3社も一部の出荷調整を明らかにするなど、影響は業界全体に広がっています。
アサヒビールが発売を延期するのはウイスキーやビールの限定品など10品目で、新たな発売時期は未定としています。
一方、来週15日からはスーパードライの「生ジョッキ缶」や「アサヒゼロ」のほか、チューハイなど主力商品16品目の出荷を再開するとあわせて発表しています。
あす(7日)以降、様子を見ながら手作業での注文受付を再開するということです。
アサヒグループのシステム障害をめぐっては、発生した直後から通常の出荷ができないため、生産を停止。ただ、応急措置として先週1日に主力のスーパードライのみ電話などで注文を受け付けていました。そして、翌2日にその受注分を生産するため、停止していた国内のビール6工場すべてで生産を再開。3日以降、順次出荷しています。
また、飲料や食品の一部工場も再開していて、主力製品に絞って生産しているということです。
ただ、発生から1週間が経ったきょうも復旧のめどは立っていません。
きょうになって、その影響が他のビールメーカーにも広がっていることが明らかとなりました。
これまでの顧客に安定的に商品を供給するため、▼サッポロは「黒ラベル」など業務用の樽や瓶を先週3日から出荷を調整。▼サントリーも「一部出荷調整を実施している」ほか、▼キリンは9日出荷分から当面の間、「一番搾り」など業務用の樽や瓶の商品を調整するということです。
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