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スキー人口減少への挑戦、猪苗代の「0円戦略」と安比高原の「3.3万円パス」その狙いは【Nスタ解説】

経済
2026-02-19 19:01

「きょうのお値段」、今回は平日のスキー場リフト券のお値段「0円」です。オリンピック効果で、ウィンタースポーツをやりたいという方が増えているのではないでしょうか。お得な情報をご紹介していきます。


【写真を見る】1日30枚限定!高級プレミアムリフト券で体験できる特典


シーズン中のリフト券が平日無料 送迎もワックスがけも無料!

出水麻衣キャスター:
実はコロナ禍以降、リフト券の価格は上昇しています。

【主要スキー場リフト1日券平均価格】※旅行総合研究所タビリス調べ
▼2016年:4611円
▼2026年:7143円

光熱費の高騰などが大きな原因とされています。


ではなぜリフト券が平日0円にできるのでしょうか。これを実現したのが、福島県の「絶景・猪苗代スキー場」です。

こちらのスキー場は、老舗のスキー場で、猪苗代湖を眼下に望むことができます。標高は最も高いところで1255m。

東京から行くと、新幹線で郡山まで1時間30分、そして郡山の駅からスキー場までは、バスで1時間20分ほどで行くことができます。


リフト券の通常料金は、6600円ですが、WEB会員に入会することで0円で利用することができます。二次元バーコードをゲットすると、スキー場で実際に無料券と交換できるといいます。


無料リフト券以外にも様々なサービスがあります。

▼駅から無料のシャトルバス、▼滑りをよくするための全自動ワックスマシーン、▼滑っている姿を無料で撮ってもらえるモーションレコーダーのサービスもあります。

モーションレコーダーは、コースに複数のカメラが設置されており、撮影してから10~15分で、30秒ほどに編集された映像がダウンロードができるようになるんです。


「リフト券0円」は集客のため その費用はどこから?

なぜいろいろなサービスが無料でできるのでしょうか。

2020年に運営会社が変更になり、無料リフト券のサービスが開始されました。

「絶景・猪苗代スキー場」の担当者によると、「スキー場の衰退は、町の経済に影響する。スキー場に人を呼ぶ“きっかけ”作りで始めた」といいます。


実際、この取り組みによってリフト利用者数はどうなったのでしょうか。

【リフト利用者数】※東北索道協会
▼0円開始時(2020~21年):153万7000人
▼昨シーズン:218万1000人 42%増

取り組み次第で町全体が活性化していくということですね。


どこでその収支を回収しているのか、リフト券以外のお値段を調べてみました。

▼ビーフカレー:1400円

▼レンタル代(スキー板・ブーツ・ウェア):おとな1日9000円

▼優先レーンパスポート(※先着500人限定):1000円


1日30枚限定!高級プレミアムリフト券でスペシャルな体験が

スキー場は、あの手この手で集客を行っているんです。

1998年に698か所あったスキー場は、2014年には417か所に、1800万人いたスキー人口は、420万人まで減少しています。


他のスキー場では、3万3000円のスペシャルな体験を実施しているところもあります。それが、岩手県にあります「安比高原スキー場」です。

「BLACK PASS」というサービスで、おとな1日3万3000円(※デポジット500円)のチケットがあります。1日30枚限定のサービスとなっています。


通常リフト券は9000円で、比べると少々高いですが、こんなスペシャルな体験ができるんです。

▼オープン前に“一番滑り”、▼圧雪車に乗車し特別ゲレンデへ(通常5000円)、▼専用ラウンジ(個室)利用、▼全てのリフト乗車、▼優先レーン使用などのサービスが利用できます。

こういったチケットを準備している一方で、地元の人のためには、通常9500円のチケットが5500円で利用できる取り組みも行っているということです。


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