新生活が始まり、何かと忙しい時、料理の際に役に立つのが冷凍食品。実は、春は新たな商品が続々登場する時期。現場を取材すると今の冷凍食品のトレンドが見えてきました。
【写真を見る】レンチンしても冷たいまま!?溶けない氷の仕組み
冷凍食品市場 8年で約1.5倍に拡大
南波雅俊キャスター:
今人気のワンプレート冷食。この春は「アジアンテイスト」の商品が各社から続々登場しているようですが、3コマでは、他にもある冷凍食品のトレンドを見ていきましょう。
まずは、年々拡大する冷凍食品の市場ですが、2017年~2025年までの8年間で約1.5倍に伸びており、現在は5544億円まで拡大しています。
さらにこの時期は、日本ハム冷凍食品の小林県さんによると「3月・10月はスーパーの商品入れ替えの時期で、各社が多くの商品を発売。中でも春は新生活で冷凍食品が売れる」といいます。
女性や高齢者向けに 「小盛り」の冷凍食品
南波キャスター:
さらに今、皆さんも売り場でよく「小盛り」の商品を見かけるのではないでしょうか?
3月1日に、ニチレイから販売されたのが「半チャーハン(213円※番組調べ)」。
通常のチャーハンは450gですが、こちらの半チャーハンは150gと3倍の差があります。
ニチレイフーズ広報の糸永すずさんによると「“ラーメンの隣に半チャーハン”のような発想で発売しました」ということです。
こういった小さめサイズの商品は、他にも発売されています。
3月1日に、Umiosから発売された「五目中華丼の具(2袋入り398円※番組調べ)」。
「お茶碗1杯分(150g)に対し、ちょうど良い具の量(105g)だと手にとってもらえるのでは」として発売されました。
インテージ市場アナリストの木地利光さんによると「小盛りは女性や高齢者などの中でも小食な人向けに受け入れられ、商品が広がっている」といいます。
レンチンしたのに冷たい?進化する冷凍食品
南波キャスター:
さらにこの春、進化系冷凍食品も登場。“レンチンしたのに冷たい”商品です。
3月1日に、ニチレイから発売された「期間限定 レンジで冷たい 冷やし豚しゃぶうどん(415円※番組調べ)」です。
うどんの上に氷がたくさん乗っていますが、これをレンチンしたらどうなるのでしょうか。
具材の上に氷が乗った状態のままで、600Wで2分50秒レンジで温めます。
取り出してみると、まだ氷が残っていますが、そこに水を入れると、温かい麺が締まり、混ぜると完成です。
なぜ、レンチンしても氷は溶けないのでしょうか。
電子レンジは、マイクロ波が水分を振動させる摩擦熱で食材を温めます。しかし、氷は固体のため揺れず温まりにくいため、溶けにくくなっています。
元々は2008年にその技術を開発し、特許を取得していましたが、コロナ禍で個食文化が流行り、「冷やし中華」を開発して2022年に出したところ、大人気になりました。
この春、新たに様々な種類のものが発売されているそうです。
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