市場の期待通り、平和への歩みは進むのでしょうか。
記者(16日午後3時すぎ)
「日経平均株価、きょうは大幅に値上がりし、史上最高値を更新しています」
日経平均株価は16日午前、取引時間中の最高値を更新。勢いもそのままに、前の日より1384円高い、5万9518円で取引を終え、終値でも最高値を更新しました。
最高値の更新は、イランへの軍事作戦が始まる前の2月末以来、およそ1か月半ぶり。背景にあるのは、“戦闘終結への協議が進む”との期待感です。
アメリカとイラン。両国は現在停戦中ですが、その期限は来週21日。あと1週間もありません。
イランとの戦闘について、トランプ大統領は…
アメリカ トランプ大統領
「終わりに近づいていると考えている。イランは強く合意を望んでいる」
ブルームバーグ通信は15日、関係者の話として、アメリカとイランが停戦の期限を2週間延長し、和平合意に向けた交渉期間を確保することを検討していると伝えました。
ホワイトハウスのレビット報道官は。
レビット報道官
「(イラン側と)協議は行われているが、ホワイトハウスから正式な発表があるまでは何も確定していないが、(2回目の直接協議開催の)見通しは明るいと思う」
レビット氏は「交渉の仲介役はパキスタンだ」と明言。そのパキスタンの軍トップのムニール陸軍元帥は15日、イランを訪問し、アラグチ外相と会談しました。ムニール氏の目的は、アメリカのメッセージをイラン指導部に伝え、2回目の協議に向けた計画を立てることだと、イランの国営メディアは伝えています。
さらに、パキスタンのシャリフ首相は、サウジアラビアの事実上の最高権力者=ムハンマド皇太子と会談。このあとはカタールやトルコを訪問し、戦闘終結に向けたアメリカとイランの協議について、調整を図るものとみられます。
ただ、アメリカとイランの隔たりは依然として大きく、2回目の協議が実現しても合意できるかは不透明です。
ワシントン・ポストは15日、停戦が継続されない場合に備え、アメリカ国防総省がイランへの空爆や地上作戦の実施について検討していると伝えました。
こうした報道について、国防総省は「作戦の機密保持のため、回答できない」としています。
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