地域の特産品を国がブランドとして保護する「地理的表示保護制度」に「日本茶」が加わる見通しとなりました。日本茶をかたる海外の模倣品の排除が狙いです。
GI=地理的表示制度は地域ならではの自然や文化に基づいた農林水産物について国が知的財産として保護する制度で、2015年から始まっています。これまで、「神戸ビーフ」や「夕張メロン」など特定の産地に限ったものが中心でしたが、今回登録される「日本茶」は全国を産地とする農産品として初めてGIに加わる見通しです。
背景には世界的な抹茶ブームがあります。去年の輸出額は前の年から倍増し、過去最高となった一方、海外では模倣品が出回るなど外国産との競争が激しくなっています。
日本茶業中央会 鈴木貞美 専務理事
「国全体を代表する特徴ある産品だといったところで、業界を挙げて取り組みを進めたい」
登録されれば、海外の一部で「日本茶」を無断で名乗る模倣品の取り締まりを求められるようになります。
「日本茶」の登録について農水省が今後、有識者による審査などを行う予定です。
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