
政府は来年度の予算編成について、抜本的に見直す方針を示しました。AIや半導体などの成長分野の予算には「特別枠」を設けて、予算要求の段階では金額に上限を設けない方針です。
高市総理
「経済の成長力強化と、名目の経済規模の拡大にふさわしい予算編成に転換します」
25日の経済財政諮問会議では、高市総理が掲げる“責任ある積極財政”の考え方にそって予算編成を抜本的に見直すことが民間議員からの提案として示されました。
それによりますと、危機管理投資や成長投資にあたる予算については、「強く豊かな日本」投資枠として必要な予算を要求できるようにし、実効的な予算措置につながるようにするとしています。
また、国の財政目標については、国の借金=債務残高がGDPに占める割合を安定的に低下させることを中核と位置づけました。
政策に必要な経費を税収でまかなえるかを示すプライマリーバランスについては、「複数年度で管理すべき」として、「単年度の黒字化時期を機械的に追うべきではない」と指摘。成長投資の必要に応じて、「一時的な悪化も許容しうる」としました。
予算の枠組みを経済成長重視へ大きく転換する狙いですが、この方針が財政悪化を懸念する金融市場から信認を得られるかが、今後の焦点です。
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