1日およそ200万人が行き交い、大手家電量販店がひしめく東京・池袋。家電の激戦区となるなか、きょう、ヨドバシカメラが関東最大級の店舗をオープンしました。
けさ、池袋駅に直結するビルにできた人だかり。目当ては、ヨドバシカメラがきょう開業した新店舗。
売り場は地下1階から地上5階までの6フロア。秋葉原店を上回り、関東最大級の旗艦店となります。最大の特徴が…
記者
「ずらりと並んでいる種類豊富な美容家電、すべて体験することができるんです」
ドライヤーやアイロンに美顔器や脱毛器まで。店頭に並ぶすべての機種を実際に手に取り、その場で体験できるんです。
客
「髪質改善のドライヤーなので、買おうとは思ってたが体験できるとは思ってなかった。体験したので、これは買いだなと」
さらに…
記者
「ヨドバシカメラでは初めて、メキシコ、アメリカ、そしてドイツから輸入された冷蔵庫が販売されています」
ドイツから輸入したワインセラー付きの高級冷蔵庫。お値段なんと200万円超え。
どんな人が買うのか、そのヒントは、この店の立地にあります。
ヨドバシカメラマルチメディア池袋 池島政広 店長
「百貨店さんとも一緒にお客様を共有しあえるように」
実はここ、「西武池袋本店」の売り場の半分を改装してできた店舗なんです。
各フロアに連絡通路があり、西武百貨店の客がそのまま家電売り場に入ってくる作りに。そのため、百貨店客の“高級志向”にもこたえる商品ラインナップとなっているのです。
ただ、百貨店との“同居”までには、紆余曲折もありました。
セブン&アイ・ホールディングスが「そごう・西武」をアメリカの投資ファンドに売却。「西武池袋本店」の土地などをヨドバシ側が取得しました。
ただ、地元からの懸念の声などもあり、2年半以上たっての開業となりました。
かつて百貨店が主役だった池袋駅の東口前で家電量販店の存在感が増しています。
実は、目の前で迎え撃つヤマダデンキも…
UBS証券 シニアアナリスト 風早隆弘 氏
「ヤマダデンキLABI池袋本店は、もともと三越の跡。百貨店が厳しくなるなかで、ヤマダが取得して家電量販店を運営。今回のヨドバシについては、西武百貨店の改装に伴うので、業態の栄枯盛衰の過程の中で、結果的に家電の激戦区になった」
そのヤマダデンキは「他店徹底対抗」と題し、大規模セールを実施。
また、池袋を長年「城下町」としていたビックカメラ。池袋本店をはじめ、駅前に複数の店舗を展開していますが、いま、「持ち帰りレンタル」など、独自の取り組みも進めています。
激戦区、池袋東口での「家電三国志」。その覇権争いは今後、さらに激しさを増すことになりそうです。
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