24日よりTOKYO MXほかでスタートのテレビアニメ『カラオケ行こ！』（毎週木曜　後10：30）に登場する主人公の聡実と狂児が、16日発売の女性グラビア週刊誌『anan』2455号（マガジンハウス）の通常版バックカバーに登場することが10日、発表された。

【場面カット】聡実くん目線？狂児の運転姿『カラオケ行こ！』第1弾PVより

　本作は、和山やま氏が手がける漫画『カラオケ行こ!』が原作、原作漫画は全1巻とコンパクトなストーリーながら、合唱部の部長を務める中学生の聡実と、歌ウマになりたいヤクザの若頭・狂児のシュールな掛け合いを軸に、2人を中心とした濃厚な人間模様が描かれる、シリーズ累計145万部を超える人気作。

　本作の主人公の聡実と狂児が登場する、本誌通常版のバックカバーは、劇中の奇妙な友情関係を感じさせるものに。カラオケルームの一室で、マイク片手に歌い上げる狂児と興味なさそうな様子でリモコンのタブレットを見つめる聡実の2ショットが描かれた。制服やスーツではなく私服でカラオケを楽しむ、描き下ろしならではの日常感あふれるものとなっている。

　また、中面では作品の紹介やインタビューのページも掲載。本作の監督を務めた中谷亜沙美氏が作品に対するこだわりを明かした。キャラクターたちの魅力をより引き出すためにどのようなアニメーションを作り上げようとしたのか、映像やキャストたちの芝居、そして原作でも人気のカラオケでの歌唱シーンなど、細部に宿るアニメならではのこだわりについて語っている。アフレコでの現場の様子や監督の好きなシーンなども語っており、作品への愛を強く感じるインタビューとなっている。

　キャストインタビューでは、主人公の聡実を演じた堀江瞬と狂児役の小野大輔が登場。ミラーボールを手に持ち考え込むようなポーズを撮ったりと、かっこいいのにどこかシュールな撮影となり、まさに『カラオケ行こ!』の世界観を模した仕上がりとなった。また、対談では、「歌が下手」「変声期」など歌や声の悩みが主題となる本作において、それぞれの役への向き合い方についてインタビュー。どうやったらリアリティのある芝居になるのか…テクニックだけではなく、体を張って役を作り上げた2人の熱い思いが伝わる対談となっている。

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