エンタメ
2025-07-13 18:00

覆面姿の敏腕ライターたちが、ゲストの素顔や番組の見どころを紹介する『ライターズ!』(日本テレビ系/毎週日曜 深1:25)。13日放送(深1:30~ ※5分繰り下げ)は、櫻井翔主演のドラマ『放送局占拠』(毎週土曜 後9:00)に出演中のお笑いコンビ・春とヒコーキのぐんぴぃが登場する。
【場面写真】ついに始動…仮面を脱いだ青鬼(菊池風磨)
■「本当に大きな船に乗ってるな」シリーズ3作に出演
『大病院占拠』『新空港占拠』に続いて“占拠シリーズ”第3弾となる本作の舞台はテレビ局。東京都知事選挙に向けた選挙特番を放送中の「テレビ日本」が、妖怪の面をかぶった武装集団によって突如、占拠されてしまう。
警視庁刑事部・立てこもり犯罪対策班BCCTの捜査員、武蔵三郎(櫻井)は、和泉さくら(ソニン)、志摩蓮司(ぐんぴぃ)、本庄杏(瀧内公美)、さらに警視庁の新たな仲間と共に人質の命を救うため、“妖怪退治”に挑む。
“占拠シリーズ”では全話を通じて志摩蓮司役で登場するぐんぴぃ。続投が発表されると、SNS上ではすぐさま「バキバキ続投だ!」などと反響が寄せられた。
「前作『新空港占拠』が続編を予感させる終わり方だったので、『3作目もあるんだろうな』と思っていました。けれど、周囲の人から『シリーズが3作も続くって本当にすごいことなんだぞ!』と言われて、あらためて異例のことだと知りました。あの櫻井翔さんですら、続編3作は経験したことがないらしいですから。『本当に大きな船に乗ってるんだな』と身が引き締まる思いですね」。
相方の土岡(哲朗)からは、続投に関して反応はあったのだろうか。
「なにもないですね(笑)。あいつは『新空港占拠』に少しだけ出演しているんですけど、ドアのスイッチを押すカットを8回連続でNGを出したんです(苦笑)。それ以来、ドラマ撮影がトラウマになってしまってるので、おそらくドラマの話はしたくないんじゃないですかね…」。
ぐんぴぃ演じる志摩蓮司は情報分析官。これまでの実績を評価され、本作では三郎とともに警視庁の刑事部BCCTに出向している。
「志摩のキャラクターは自分に近いところが多いですね。お調子者で、女性との距離感もなんか違っていたり、空気を読まずに冗談を言ったり(苦笑)。でも実は彼、“やるときはやる”男。前作でも志摩は、危機一髪のタイミングで敵陣のシステムを遮断して、窮地を救いましたが、僕なら『もう無理だ〜すみません〜』と諦めますから。そこは追いつきたいなと思いますね」。
志摩といえば、競馬や麻雀、将棋などの”よくわからない例え話”がユニークな持ち味。シリアスな場面が続く本作において、志摩の台詞でリラックスする視聴者も多い。
「実は僕、将棋も麻雀も競馬も全然知らなくて(笑)。『まるで麻雀の三味線行為だよ…』なんて台詞も内心『なに言ってんだ?』と思いながら例えていますね。演じながら、結構勉強になっていると思います」。
■占拠シリーズで“鍛えられた「誠に遺憾」なこと
「占拠シリーズ」の大きな魅力のひとつが、スリリングなストーリー展開と圧倒的な情報量だ。しかし、演じる側にはこんな苦労もあったという。
「占拠シリーズの台詞って、めちゃくちゃ難しいんですよね。たとえば『マル被が何時何分に国道何号線沿いに脱走!』みたいな具合で、情報量が多いですし。これには鍛えられましたね。そのおかげか気づいたら、他のドラマや映画の現場では、台詞がスムーズに入るようになっていましたね」。
ちなみにぐんぴぃがドラマ初出演となった『大病院占拠』では、どうしても台詞が覚えられずリテイクを連発してしまったこともある。その際、苦肉の策として“カンペ”を用意してもらったことから「ぐんぴぃカンペ」なるワードも生まれたが、「ソニンさんや他の役者さんからも『カンペはよくないよ!』とたしなめられて改心したので、もうカンペは使っていないです!」と声を大にして訴えた。
いまだSNS上には「ぐんぴぃカンペwww」などの辛口コメントも散見されるというが、「脱カンペ」を果たしたぐんぴぃにとって、この疑惑は「誠に遺憾」というわけだ。
芸人、ユーチューバー、そして俳優と「三刀流」の活躍をみせるぐんぴぃだが、「役者モード」に切り替わる“スイッチ”はあるのか。
「ソニンさんがいると『芸人のままではいられない。ちゃんとお芝居しなきゃ!』と背筋が伸びます。ソニンさんは毎回、僕の健康をおもんぱかって『痩せなさい』と言ってくれるのに、シリーズごとに体重が増えてしまっているので、再会するたびに『嘘つき!(笑)』と言われていますね(笑)」。
ときに厳しくも温かい先輩の助言のおかげか、ぐんぴぃの芝居力と体重は右肩上がりのようだ。
■共演者たちとの現場エピソード「志摩は裏切らない…?」
随所に和気あいあいとした様子が伝わってくる撮影現場。さらにぐんぴぃは他の出演者たちとのエピソードを次のように明かす。まずは座長の櫻井について。
「櫻井さん、普段は『ぐんぴぃ、“うまトマ”食べた?』なんてフランクに話しかけてくれるんですが、座長として僕らよりも遥かに大きいプレッシャーがあるはず。しかも櫻井さんの台詞量は膨大だし、アクションもすごい。それなのに10分間ぐらいの長回しを1発で決めるんです。櫻井さんの姿には、現場全体の演技が引き上げられる感じがしますね」。
さらに比嘉愛未や瀧内公美については、こんな意外な一面も。
「比嘉さんは沖縄の話になると、すぐ訛りが出ちゃうんです。『それ、沖縄の話じゃない〜?』って、急にかわいくなっちゃう(笑)。瀧内さんはとにかく喋りますね。それまで捜査員としてシリアスなシーンを演じていたのにカットがかかった瞬間に芸人並みに喋り出しますから…。僕より芸人向きなんじゃないかって思うくらいです(笑)」
3作目ともなるとチームとしての一体感も強くなっているはず。しかし、その一体感は緊張と常に背中合わせのようだ。
「実は僕たち演者も台本を最後まで渡されているわけじゃないので、結末がわからないんです。つまりこの先、誰が裏切るかわからない。ひょっとしたら志摩だって、裏切らないとは限らないですよ、フッフッフッ…」。
ぐんぴぃはメガネの奥からカメラをじっと見据え、不敵な笑みを見せた。
■「私、志摩さんのこと推しなんです!」志摩に春は来るのか?
ぐんぴぃが最後に語った今作の見どころは、ズバリ「志摩の恋の行方」。
「今作では、志摩に憧れる情報分析官の女性が登場します。(放送された1話目から)『私、志摩さんのこと推しなんです』って言われて、志摩はテンパってしまう(笑)。志摩も女性に冷たくされることには慣れているものの、いざ好意を向けられると弱いんですよね。これまでも彼は何度となく裏切られてきましたが、今回こそ志摩に春が来るんじゃないかな。志摩の恋がどうなるのか、ぜひ見てください!」。
武装集団の正体は?彼らが占拠した真の目的は?そして志摩の恋の行方は。謎が謎を呼ぶタイムリミット・バトル・サスペンス。「最悪の1日」からますます目が離せなくなりそうだ。
(取材・文/アケミン・ウィッチ)
※インタビューの様子は13日深夜1:30(※5分繰り下げ)放送の『ライターズ!』でもご覧いただけます。
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警視庁刑事部・立てこもり犯罪対策班BCCTの捜査員、武蔵三郎(櫻井)は、和泉さくら(ソニン)、志摩蓮司(ぐんぴぃ)、本庄杏(瀧内公美)、さらに警視庁の新たな仲間と共に人質の命を救うため、“妖怪退治”に挑む。
“占拠シリーズ”では全話を通じて志摩蓮司役で登場するぐんぴぃ。続投が発表されると、SNS上ではすぐさま「バキバキ続投だ!」などと反響が寄せられた。
「前作『新空港占拠』が続編を予感させる終わり方だったので、『3作目もあるんだろうな』と思っていました。けれど、周囲の人から『シリーズが3作も続くって本当にすごいことなんだぞ!』と言われて、あらためて異例のことだと知りました。あの櫻井翔さんですら、続編3作は経験したことがないらしいですから。『本当に大きな船に乗ってるんだな』と身が引き締まる思いですね」。
相方の土岡(哲朗)からは、続投に関して反応はあったのだろうか。
「なにもないですね(笑)。あいつは『新空港占拠』に少しだけ出演しているんですけど、ドアのスイッチを押すカットを8回連続でNGを出したんです(苦笑)。それ以来、ドラマ撮影がトラウマになってしまってるので、おそらくドラマの話はしたくないんじゃないですかね…」。
ぐんぴぃ演じる志摩蓮司は情報分析官。これまでの実績を評価され、本作では三郎とともに警視庁の刑事部BCCTに出向している。
「志摩のキャラクターは自分に近いところが多いですね。お調子者で、女性との距離感もなんか違っていたり、空気を読まずに冗談を言ったり(苦笑)。でも実は彼、“やるときはやる”男。前作でも志摩は、危機一髪のタイミングで敵陣のシステムを遮断して、窮地を救いましたが、僕なら『もう無理だ〜すみません〜』と諦めますから。そこは追いつきたいなと思いますね」。
志摩といえば、競馬や麻雀、将棋などの”よくわからない例え話”がユニークな持ち味。シリアスな場面が続く本作において、志摩の台詞でリラックスする視聴者も多い。
「実は僕、将棋も麻雀も競馬も全然知らなくて(笑)。『まるで麻雀の三味線行為だよ…』なんて台詞も内心『なに言ってんだ?』と思いながら例えていますね。演じながら、結構勉強になっていると思います」。
■占拠シリーズで“鍛えられた「誠に遺憾」なこと
「占拠シリーズ」の大きな魅力のひとつが、スリリングなストーリー展開と圧倒的な情報量だ。しかし、演じる側にはこんな苦労もあったという。
「占拠シリーズの台詞って、めちゃくちゃ難しいんですよね。たとえば『マル被が何時何分に国道何号線沿いに脱走!』みたいな具合で、情報量が多いですし。これには鍛えられましたね。そのおかげか気づいたら、他のドラマや映画の現場では、台詞がスムーズに入るようになっていましたね」。
ちなみにぐんぴぃがドラマ初出演となった『大病院占拠』では、どうしても台詞が覚えられずリテイクを連発してしまったこともある。その際、苦肉の策として“カンペ”を用意してもらったことから「ぐんぴぃカンペ」なるワードも生まれたが、「ソニンさんや他の役者さんからも『カンペはよくないよ!』とたしなめられて改心したので、もうカンペは使っていないです!」と声を大にして訴えた。
いまだSNS上には「ぐんぴぃカンペwww」などの辛口コメントも散見されるというが、「脱カンペ」を果たしたぐんぴぃにとって、この疑惑は「誠に遺憾」というわけだ。
芸人、ユーチューバー、そして俳優と「三刀流」の活躍をみせるぐんぴぃだが、「役者モード」に切り替わる“スイッチ”はあるのか。
「ソニンさんがいると『芸人のままではいられない。ちゃんとお芝居しなきゃ!』と背筋が伸びます。ソニンさんは毎回、僕の健康をおもんぱかって『痩せなさい』と言ってくれるのに、シリーズごとに体重が増えてしまっているので、再会するたびに『嘘つき!(笑)』と言われていますね(笑)」。
ときに厳しくも温かい先輩の助言のおかげか、ぐんぴぃの芝居力と体重は右肩上がりのようだ。
■共演者たちとの現場エピソード「志摩は裏切らない…?」
随所に和気あいあいとした様子が伝わってくる撮影現場。さらにぐんぴぃは他の出演者たちとのエピソードを次のように明かす。まずは座長の櫻井について。
「櫻井さん、普段は『ぐんぴぃ、“うまトマ”食べた?』なんてフランクに話しかけてくれるんですが、座長として僕らよりも遥かに大きいプレッシャーがあるはず。しかも櫻井さんの台詞量は膨大だし、アクションもすごい。それなのに10分間ぐらいの長回しを1発で決めるんです。櫻井さんの姿には、現場全体の演技が引き上げられる感じがしますね」。
さらに比嘉愛未や瀧内公美については、こんな意外な一面も。
「比嘉さんは沖縄の話になると、すぐ訛りが出ちゃうんです。『それ、沖縄の話じゃない〜?』って、急にかわいくなっちゃう(笑)。瀧内さんはとにかく喋りますね。それまで捜査員としてシリアスなシーンを演じていたのにカットがかかった瞬間に芸人並みに喋り出しますから…。僕より芸人向きなんじゃないかって思うくらいです(笑)」
3作目ともなるとチームとしての一体感も強くなっているはず。しかし、その一体感は緊張と常に背中合わせのようだ。
「実は僕たち演者も台本を最後まで渡されているわけじゃないので、結末がわからないんです。つまりこの先、誰が裏切るかわからない。ひょっとしたら志摩だって、裏切らないとは限らないですよ、フッフッフッ…」。
ぐんぴぃはメガネの奥からカメラをじっと見据え、不敵な笑みを見せた。
■「私、志摩さんのこと推しなんです!」志摩に春は来るのか?
ぐんぴぃが最後に語った今作の見どころは、ズバリ「志摩の恋の行方」。
「今作では、志摩に憧れる情報分析官の女性が登場します。(放送された1話目から)『私、志摩さんのこと推しなんです』って言われて、志摩はテンパってしまう(笑)。志摩も女性に冷たくされることには慣れているものの、いざ好意を向けられると弱いんですよね。これまでも彼は何度となく裏切られてきましたが、今回こそ志摩に春が来るんじゃないかな。志摩の恋がどうなるのか、ぜひ見てください!」。
武装集団の正体は?彼らが占拠した真の目的は?そして志摩の恋の行方は。謎が謎を呼ぶタイムリミット・バトル・サスペンス。「最悪の1日」からますます目が離せなくなりそうだ。
(取材・文/アケミン・ウィッチ)
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