
■スピードスケート 世界距離別選手権 2日目(日本時間15日、ノルウェー)
ノルウェーでスピードスケートの世界距離別選手権が行われ、日本は女子団体パシュートで銀メダルを獲得した。今大会、日本勢最初のメダルとなった。
この日最初に行われたのは3人1組で争う“女子団体パシュート(追い抜き)”。前回、銅メダルの日本は髙木美帆(30、TOKIOインカラミ)、佐藤綾乃(28、ANA)、堀川桃香(21、富士急行)と前回大会と同じ布陣で挑んだ。
優勝候補のオランダを最終組に残し、3組目で登場した日本。最も大きな空気抵抗を受ける先頭を髙木が務め、佐藤、堀川の順番でレースを進めた。最初の1周目をトップのタイムで通過し、そのままリズムよくスピードに乗り、2分58秒55でフィニッシュ。この時点でトップに立ったが、最終組のオランダが1周目から日本を上回るタイムでそのまま優勝。日本は2大会ぶりの銀メダルを獲得、今大会日本勢最初の表彰台に立った。
同種目で日本は18年の平昌五輪(韓国)で金メダル、22年北京五輪(中国)では銀メダルと来年の五輪でもメダルが期待される。
【女子団体パシュート 結果】
優勝 オランダ 2分56秒09
2位 日本 2分58秒55
3位 カナダ 3分00秒74
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