
■大相撲春場所・千秋楽(23日、エディオンアリーナ大阪)
大関・大の里(24、二所ノ関)が優勝決定戦で前頭4枚目・高安(35、田子ノ浦)を送り出しで下し、昨年の秋場所以来、3度目の優勝となった。
大相撲春場所千秋楽は本割で高安が阿炎を上手出し投げで破り、結びの一番では大の里は琴櫻を寄り切りで破り、12勝3敗で並んで優勝決定戦となった。
2場所連続での優勝決定戦、立ち合いで大の里は高安の出足を止めると、高安にまわしを取られたが、一気に前に出て、高安を送り出した。大の里が3度目の優勝を飾った。
優勝インタビューでは「もう最後は気持ちだと思ったんでもう細かいことを気にせずにもう最後気力で戦いました」と口にした。来場所の綱取りについては「来場所また頑張ります」と力強く語り、さらに上への意識はと問われると、少し間を空けて「頑張ります」と笑顔で応えた。
高安は3度目の優勝決定戦もあと一歩及ばず、初優勝を逃してしまった。三賞、技能賞は高安が獲得、敢闘賞には、美ノ海(31、木瀬)、安青錦(21、安治川)が初受賞、安青錦は年6場所制以降では昨年春場所の尊富士(25、伊勢ケ濱)に並ぶ初土俵から10場所目の最速受賞となった。
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