
■バレーボール・大同生命SV.LEAGUE チャンピオンシップ 決勝 第2戦(3日、有明アリーナ)
【写真を見る】大阪MVがSVリーグ初代女王に!田中主将「歴史に名を刻めて嬉しい」 2連勝でNEC川崎を退ける【チャンピオンシップ決勝】
SVリーグ初代女王を決めるチャンピオンシップの決勝、第2戦が行われた。第1戦を勝利した大阪マーヴェラス(レギュラーシーズン1位)がセットカウント3ー0(25ー22、25ー21、25ー16)でNECレッドロケッツ川崎(同2位)を下し、2連勝で初代女王のタイトルを手にした。
昨シーズンまで行われていた『Vリーグ』の最後の決勝と同じ顔合わせとなった大阪MVとNEC川崎。その際はNEC川崎が優勝し、リベンジに燃えていた大阪MVが前日の第1戦をストレートで勝利し王手をかけた。
第1セット、大阪MVがキャプテン田中瑞稀(29)や林琴奈(25)のスパイクなどで、徐々にリードを広げた。NEC川崎は途中出場の和田由紀子(23)やロレイナ・メアリーズ(25)の得点で最大4点あった差を1点に詰め寄った。終盤にはレギュラーシーズン日本人最多得点のNEC川崎・佐藤淑乃(23)の渾身のバックアタックで流れがNEC川崎に行きかけたが、大阪MVは林のスパイクや大山遼(23)のフェイントで第1セットを先取した。
第2セットは前日に一桁得点に抑えられた佐藤の技ありスパイクで8ー8とNEC川崎が追いついた。しかしすぐさま大阪MVキャプテン田中が決め切るなど、試合はサイドアウトの応酬で一進一退の展開に。中盤でNEC川崎は佐藤のブロックをきっかけに4連続得点でリード。それでも大阪MVが途中出場の宮部愛芽世(23)のスパイクやブロックなどで食らいつき再び同点、さらに逆転した。そのまま大阪MVが逃げ切り25-21でセットカウント2-0とし、初代女王に王手をかけた。
勝負の第3セット。中盤まで競り合いも大阪MVの宮部のスパイク、塩出仁美(25)のサービスエースなどでブレイク。大阪MVが17ー12と抜け出し、そのまま振り切った。
今季からチームを率いている酒井大祐監督は「素直にすごく嬉しいです。長いシーズンで監督初年度で周りのスタッフに助けられた。18名の選手たちがそれぞれ役割を果たしてくれた。優勝できたのは選手のおかげ」とシーズンを振り返った。
キャプテンの田中は「初代女王という歴史に名を刻めて嬉しい。試合数も多くなって、大阪MVと名前も変わり新しいことが多くなったシーズンだったんですけど選手一丸となって優勝できたことが嬉しい」と笑顔を見せ、「長いシーズンを一緒に戦ってくれてありがとうございました!最高です!」とファンへの感謝を伝えた。
またチームの得点源・林は「長いシーズン苦しい時間が多かったと思うんですけど、皆の気持ちが報われて良かった」と話した。
リベロの西崎愛菜(23)は「素直にめちゃくちゃ嬉しいです。自分が全部拾うという気持ちで何があってもスパイカーに託せるように全部拾い上げました」と喜びを語った。
【チャンピオンシップ ファイナル】※2戦先勝方式
■女子
第1戦 5月2日 大阪MV 3ー0 NEC川崎
第2戦 5月3日 大阪MV 3ー0 NEC川崎
■男子
第1戦 5月3日 サントリー 3ー2 STINGS愛知
第2戦 5月5日@LaLa arena TOKYO-BAY
第3戦 5月6日@LaLa arena TOKYO-BAY
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