
■バレーボール イタリアリーグ セリエA プレーオフ3位決定戦 ペルージャ 3ー2 ピアチェンツァ(日本時間4日、イタリア)
世界最高峰のバレーボールリーグ、セリエAの3位決定戦が行われ、イタリア10年目のペルージャ・石川祐希(29)がチーム最多となる18得点の活躍。チームの勝利に貢献し、MVPに選ばれた。チームはシーズン3位で全日程を終了。この結果、上位3チームに権利が与えられる2025ー2026シーズンのCEV欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
2戦先勝で行われたプレーオフ3位決定戦第2戦。ペルージャは日本時間4月30日にホームでピアチェンツァにセットカウント3ー1で勝利し、この試合に勝てば3位が確定する大一番。セットカウント0ー1でリードを許したペルージャ。日本のエース石川は第2セット途中から試合に出場した。
コートに立つと、得意のフェイクセットで味方の得点をアシスト。そしてここからが本領発揮となった。強烈なスパイクなど相手のコートに次々と叩き込み試合の流れを変えていく活躍を見せ、セットカウント1ー1に戻した。
セットカウント2ー2で迎えた最終第5セット。味方からのトスをもらった石川は相手3人がブロックに跳ぶも、わずかな隙間を狙い、強烈スパイク。ボールを受けた相手を弾くほどの威力だった。石川はこの試合、途中出場ながらスパイク決定率は驚異の68パーセントをマーク。チーム最多18得点の活躍を見せ、MVPに選出された。チームも3ー2で勝利し、シーズン3位が確定した。
イタリア10年目。そしてペルージャ移籍1年目に3位という成績で終えたが本人は「セミファイナルで負けてしまったので目標としていた所ではないですけど、非常に学んだことは多かった。これを上手く活かして来季のイタリアリーグに向けて、しっかり準備していきたい」とすでに次のシーズンへ意気込んだ。
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