
■MLB エンゼルス 5xー4 ブルージェイズ(日本時間8日、エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの菊池雄星(33)が古巣・ブルージェイズ戦に先発登板し、6回91球を投げ5安打1失点。開幕から8度目の登板で、待望の移籍後初勝利はならなかったが、チームは劇的なサヨナラ勝利を収めた。
前回登板では5回2失点で勝利投手の権利を得るもチームは逆転負けを喫し移籍後初勝利を逃した菊池。この日の立ち上がりは先頭のB.ビシェットを空振り三振とするも続くV.ゲレーロJr.、A.サンタンデアーに連続安打を許した。1死一、二塁とピンチを招いた菊池だが4番・G.スプリンガーを三併殺打に打ち取り無失点で切り抜けた。
2回、菊池はスライダーを中心に打ち取り三者凡退。3回はこの回先頭のM.ストローに中安打を放たれるなど得点圏に走者を背負うも2死一、二塁から3番・サンタンデアーを中飛に抑えた。
0ー0のまま中盤4回、2つの空振り三振を奪うなどテンポよく投げ込みブルージェイズ打線を封じた菊池。5回のマウンドは150㎞を超えるストレートで押していき得点を与えなかった。
しかし6回表、菊池は1死走者無しから2番・ゲレーロJr.に右二塁打を浴びると続くサンタンデアーに1ストライクからの2球目、スライダーをセンターに弾き返され先制点を奪われた。菊池は6回91球、5安打6奪三振1四球1失点で降板した。
1点を追う展開となった打線は直後の6回裏、1死走者無しから6番・Y.モンカダが菊池の負けを消す同点弾を放った。
1ー1とし7回表からは2人目・R.デトマーズが登板。無死一、三塁から8番・ストローに中適時打を放たれ1ー2と勝ち越しを許した。3人目・R.ゼファージャンがマウンドに上がるも、無死満塁のピンチから1番・ビシェットに左適時打を浴び1ー4と差を広げられた。
しかし、その後2点差として迎えた9回裏、J.ホフマンに対し1死満塁のチャンスで4番・ソレーアがレフト線を破る適時二塁打を放ち逆転サヨナラ勝利。菊池は移籍後初勝利はならなかったが、エンゼルスは約1ヵ月ぶりの連勝となった。
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