
■MLB ガーディアンズ 7ー4 ドジャース(日本時間29日、プログレッシブ・フィールド)
ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのガーディアンズ戦に“1番・DH”で出場し、3打数無安打で打率は.292。日本選手初となる4試合連続本塁打は10度目の挑戦も達成とはいかなかった。チームも終盤で中継ぎ陣が崩れて逆転負け、連勝は2でストップした。
26日にはメッツ・千賀滉大(32)から2球目を捉えて18号先頭打者弾、前日27日は初球を叩いて2試合連続先頭打者弾の19号を放った大谷。前日28日はメジャー史上4人目となる3試合連続先頭打者弾とはいかなかったが、4回に5年連続20号をマークし、3試合連続ホームランを放った。
ガーディアンズの先発は左腕のK.アラード(27)。通算成績は13打数3安打、打率.153だが、2本塁打を放っている。
注目された1回の第1打席、1球目の内角低めのストレートを強振したが、右足ふくらはぎに当たるファウル。大谷は天を仰ぎ痛みに耐えた。カウント0-2と追い込まれると、3球目のチェンジアップで空振り三振に倒れた。
0対1と1点を追うドジャースは3回、2死走者なしで大谷の第2打席、この打席も積極的にバットを振っていき初球から3球連続ファウル、なかなかタイミングがつかめない。カウント0-2から4球目のチェンジアップも振っていたが、バットの先に当たり、バットが折れてセカンドゴロ。
4回には2死三塁で5番・W.スミス(30)が右中間へ同点タイムリーツーベース、さらに6番・A.パヘス(24)がライト前への勝ち越しタイムリーと試合をひっくり返した。
5回、2死走者なしで大谷の第3打席、ガーディアンズ2人目、C.スミス(26)と対戦。カウント2-0から外角高めのストレートwスイング下が空振り、大谷は珍しく1ストライクからタイムを取り、左肩を気にして大きく何度も腕をまわした。そして、4球目、外角低めのスプリットを逆方向へ弾き返したが、レフトフライに終わった。
3対1で迎えた7回、2死三塁で大谷の第4打席、ガーディアンズ4人目、左腕のT.ヘリン(28)と対戦。カウント1-1から外角低めのシンカーがワイルドピッチ。大谷は大きな声をあげて3塁走者のE.ヘルナンデス(33)に指示を出してホームに招き入れた。大谷は四球で出塁。
4対2で迎えた8回、今季調子の上がらない抑えのT.スコット(30)が1死満塁から途中出場のN.ジョーンズ(27)にレフト前に2点タイムリーを打たれて4対4の同点、左足親指と左ひざを手術し、今季初勝利の権利を手にしていたC.カーショウ(37)の初勝利を消してしまった。
その直後、A.ベシア(29)がA.マルティネス(23)に3号勝ち越しスリーランを浴びて4対7と逆転負けを喫した。大谷は3打数無安打に終わり、日本選手初となる4試合連続本塁打は10度目の挑戦も達成とはいかなかった。
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