MLB機構は7日（日本時間）に、16日にアトランタで行われるオールスターゲームのロースターを発表し、ドジャースの山本由伸（26）が選出されて、初出場。通算3000奪三振をマークしたC.カーショウ（37）も選出されて、11度目の出場、ドジャースから5人の出場となった。ア・リーグではエンゼルスの菊池雄星（34）も選ばれた。日本選手3人の出場は最多タイとなった。

山本は今季チームのローテーションを守り、ここまで17試合に先発し、メジャー自己最多タイの8勝（6敗）をマーク、防御率もリーグ3位の2.51と安定感を見せている。ナ・リーグの指揮をとるドジャースのD.ロバーツ監督（53）も発表前に山本のオールスターメンバー入りを言及した。山本も「メジャーリーグというトップの舞台の中のさらにトップの選手が集まる場所なので、その中に入りたいなという気持ちはありますし、選んでいただけたら光栄です」と話していた。

これで大谷翔平（31）、W.スミス（30）、F.フリーマン（35）に加えて山本、カーショウとドジャースから5人が出場となった。

エンゼルスの菊池は3勝6敗と勝ち星に恵まれていないが、防御率は2.81。2021年マリナーズ時代に選ばれたが、出場選手登録を外れて登板機会がなかった。

ナ・リーグでは昨季の新人王、P.スキーンズ（23、パイレーツ）が選出。チームが低迷しているため、4勝（7敗）と勝ち星には恵まれていないが、防御率はリーグトップの2.03。さらに現在135の三振を奪い、奪三振王のZ.ウィーラー（35、フィリーズ）、投球回数がリーグトップ、QS（先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3以内に抑える）率が77.8％と安定感を誇るL.ウェブ（28、ジャイアンツ）が選ばれた。

ナ・リーグ野手では大谷とリーグ本塁打王を争っている28本塁打で2位のE.スアレス（33、ダイヤモンドバックス）、3位のシュワーバー（32、フィリーズ）が選ばれた。

ア・リーグは昨季のサイヤング賞投手で今季もリーグトップタイの10勝をあげているT.スクーバル（28、タイガース）、サイヤング賞2度獲得し、今季復活を遂げて防御率は2.13でリーグ2位、勝ち星も9勝でリーグ3位と好調のJ.デグロム（37、レンジャーズ）が名を連ねた。

ア・リーグ野手ではリーグ打率3位のJ.ペーニャ（27、アストロズ）、15本塁打のJ.チザムJr（27、ヤンキース）が選ばれた。
 

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